タイムズ24は、自社も参加する「東京2020オリンピック・パラリンピック駐車場対策協議会(以下、協議会)」による決定を受け、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)に向けた実証実験に、駐車場対策に用いる駐車場予約システムを提供することを発表した。
本年5月に設置された協議会において、東京2020大会期間中の新国立競技場の周辺など、重点的に交通を抑制するエリアにおいて、駐車場探しによるうろつきを抑えるための対策を検討してきた。その結果、対策の一つとして、通常は予約無で利用可能な時間貸駐車場に予約システムを導入し、予約専用駐車場として運営することを決定した。導入するシステムについては、タイムズ24の予約制駐車場「B」の予約システムをベースに、東京2020大会用のシステムを構築しているところであると説明している。
東京2020大会期間中に予約可能となる時間貸駐車場等は、タイムズ24が会場周辺で多数展開している「タイムズパーキング」のほか、民間駐車場事業会社による提供を見込んでいる。協議会は本番に向けて、時間貸駐車場を予約専用駐車場として営業した際の運用上の課題を検証するため、東京2020大会と同じエリアで開催される「神宮外苑花火大会」に合わせ、予約制駐車場「B」などを活用した実証実験を実施する。
タイムズ24は、今後も、東京2020大会のオフィシャルサポーター(駐車場サービス)であるパーク24のグループ会社として、駐車場サービスのリソースと運営ノウハウを活かし、大会の成功に向け貢献していくと述べた。
【「神宮外苑花火大会」実証実験の概要】
■実施日:8月10日(2019神宮外苑花火大会開催日)
■予約開始日:7月30日10時より順次開始
■場所:新国立競技場周辺の時間貸駐車場
■専用サイト:https://btimes.jp/feature/2020/jingu/
■その他:時間内の入出庫は自由