BMW日本法人は7月22日、BMWが提唱する次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の第一弾モデルとなる新型「iX3」を発表し、同日より全国のBMW正規ディーラーを通じて発売した。納車は7月下旬以降を予定している。
新型 iX3は、プレミアム・コンパクト・セグメントに属するSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)であるX3のラインアップに新たに加わる、BMWが提唱する次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の第一弾モデルとなる電気自動車(EV)。
<最新テクノロジー第6世代の「BMW eDrive」を採用>
主に、「新設計の高電圧バッテリー」、「800Vアーキテクチャ」、「進化した電動駆動ユニット」が特徴的な、Gen6(ジェンシックス)とも呼ばれる最新テクノロジーの第6世代「BMW eDrive」を採用。
「セル・トゥ・パック」設計による革新的な高電圧バッテリーを搭載。セル・トゥ・パック設計では、バッテリー・セルを直接パックに組み込むことで、効率の向上、重量の削減、冷却効率の向上等を実現。バッテリー・セルには、直径46mm、高さ95mmの円筒形セルを採用し、パックした円筒形セルを車両床面に敷き詰めることで、バッテリー容量は109.1kW/hを確保し、WLTCモードでの一充電走行距離は906㎞を実現。
また、最大320kW充電に対応しており、僅か15分間の充電時間にて最大約395㎞走行相当の電力量を充電可能であり、10%から80%までの充電は僅か26分程度で完了する。
<BMWグループのEVとして「誘導モーター」を初採用>
「誘導モーター」を前輪に、「巻き線界磁式同期モーター」を後輪に採用し、効率と性能の向上を実現。前輪に採用の誘導モーターは、構造が単純で頑丈な非同期式電動機であり、4輪駆動モデルの前輪に使用する理想的な補助駆動ユニットとなり、通常走行時は前輪駆動を停止し、前輪の駆動が必要な時だけ駆動することで、効率を最大化。後輪に採用の巻き線界磁式同期モーターは、レア・アースが不要な環境負荷を削減したモーターであり、 ローターに永久磁石ではなく電磁石(界磁巻線)を使用。界磁電流を調整して磁力を可変できることにより、正確な出力制御、高効率で航続距離を延長させることが可能となっている。
<新しいデザイン言語を採用したデザイン>
新型iX3は、BMWの次世代モデル「ノイエ・クラッセ」を象徴するモデルとして、新たなデザイン言語を採用。同デザインでは、BMWらしい伝統的なフォルムを継承しながら、無駄を徹底的に削ぎ落とし、よりモダンでタイムレスな表現へと昇華させている。
<洗練さとスポーティさを強調した外装デザイン>
外装デザインでは、4輪が際立つ力強い2ボックス・シルエットと、SAV(Sports Activity Vehicle)ならではの堂々としたプロポーションを採用。アップライトなフロントエンドには、新世代のブランド・フェイスを形成する縦型キドニー・グリルと垂直配置のLEDヘッドライトを組み合わせ、1960年代のノイエ・クラッセを現代的に再解釈。
さらに、発光するBMWキドニー・グリル・アイコニック・グローや特徴的なライト演出により存在感を強調した他、ボディ側面では、モノリシックな面構成と最小限のキャラクター・ラインによってスポーティさを表現。
リアには、BMW伝統のL字型ライトを水平基調で再解釈したテールライトを採用し、力強くスポーティな雰囲気を演出。
<モダンで開放的な室内空間>
内装デザインでは、BMWの新しいデザイン言語を反映し、モダンで開放的な空間と先進的なデジタル体験を融合。水平基調のコックピットは乗員を包み込むようなデザインを採用し、温かみのある明るい雰囲気を演出。
43.3インチの「BMWパノラミック・ビジョン」と17.9インチの「フリーカット・デザイン・コントロール・ディスプレイ」により構成される革新的な「BMWパノラミックiDrive」を採用。
無駄を削ぎ落とした造形により、ドライビング体験と新世代の操作系「BMWパノラミックiDrive」を際立たせ他、必要な情報を適切なタイミングで最適な場所に表示することで、BMW史上最高レベルのドライバー・フォーカスと高いカスタマイズ性を実現。
EV用アーキテクチャを活かした広々とした室内空間と、SAVらしい高い着座位置により、快適性と視認性を向上した他、広大なウインドウ・エリアやパノラマ・ガラス・サンルーフが豊かな採光を実現し、開放的な室内空間を実現。
また、バックライト付きファブリック素材を採用したフローティング・インスツルメント・パネルや、新しいサウンド体験を提供する「BMW HypersonX」も採用し、照明、音響、表示を連動させるMy Modesとともに、乗員一人ひとりに合わせた上質で個性的な空間を演出。
<4つの高性能コントロール・ユニット「スーパーブレイン」採用>
新型iX3には、4つの「スーパーブレイン」と名付けられた高性能コントロール・ユニットによって制御されており、「ドライビング・ダイナミクス」、「運転支援システム」、「インフォテインメント」、「ベーシック&コンフォート」の機能で構成される、それぞれの「スーパーブレイン」にすべての機能が集約。継続的なアップグレードにより、AI機能などの将来的な機能アップデートにも対応できるように設計されている。
<安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」および「ハイウェイ・アシスト」採用>
高性能カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備。
- ドライビング・アシスト・プラス:アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能
- ハイウェイ・アシスト:高速道路上において、時速130㎞まで、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となる。
【希望小売価格】982万円~1,034万円







