日産自動車7月16日、フルモデルチェンジした新型「エルグランド」を発表し、同日より発売した。
なお同日、日産グローバル本社ギャラリーにおいて新型エグランド 発売記念イベントが行われ、日産自動車 執行職 杉本全 氏、チーフプロダクトスペシャリスト 中村智志 氏、チーフビークルエンジニア 一野建人 氏が登壇し、ステージにてプレゼンテーションを行った他、ブランドアンバサダーの鈴木亮平 氏によるインタビューVTRも上映された。
16年ぶりに全面刷新が行われた新型エルグランドは、第3世代となる日産独自のハイブリッドシステム「e‑POWER」と進化した電動駆動4輪制御技術「e‑4ORCE」、さらにインテリジェント ダイナミックサスペンションを採用することで、優れた乗り心地と、エルグランドのDNAである「運転の愉しさ」の向上が図られた。
<第3世代「e‑POWER」と進化した「e‑4ORCE」を搭載>
第3世代 e‑POWERは、新たな専用設計により効率を高めた発電特化型エンジン(ZR15DDTe)と、モーター・発電機・インバーター・減速機・増速機の5つの主要部品をひとつにまとめた5-in-1「e‑POWER」電動ユニットで構成。
また、新しい制御技術も導入し、静粛性と燃費性能を大幅向上するとともに、100%モーター駆動による力強く上質な走りを実現した他、プラットフォームは先代から進化し、高剛性ボディと徹底した遮音構造をさいようすることにより優れた静粛性と乗り心地を実現した。
さらに、進化した電動駆動4輪制御技術 e‑4ORCEやインテリジェント ダイナミックサスペンションを搭載することで車体の揺れを抑え、スムースで快適な乗り心地を実現した他、従来のモーターとブレーキの統合制御に加え、リヤモーターのトルクを積極的に活用することで、気持ちのよいコーナリング性能も実現。
他にも、燃費走行をサポートする「ECO」、加速力や乗り心地などのバランスが取れた「STANDARD」、力強い加速感、ライントレース性をより高めたハンドリングでワインディングなどの走行がより楽しめる「SPORT」、同乗者に快適で上質な移動空間をもたらす「COMFORT」、雪道などの滑りやすい路面でも安心な「SNOW」、好みの特性でカスタマイズできる「PERSONAL」の計6つのドライブモードを備えている。
<先進的で存在感のある外装デザイン>
「The private MAGLEV(日本語名:リニアモーターカー)」をデザインコンセプトに、リニアなスピード感と威風堂々とした存在感のある外装デザインを採用。
外装では現行車からサイズを拡大し、どのビューから見てもシャープなシルエットと踏ん張り感のあるスタンスの良さを表現。時を超えて受け継がれる日本のDNAを表現するデザインコンセプトの「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」を具現化し、フロントグリルは日本の伝統工芸である「組子」をモチーフに、シグネチャーランプへと連続した設えを施している他、横一文字のリアコンビランプにも同じ組子パターンを採用。
足元には、軽量化を追求したホイールを装着。樹脂フィニッシャーによりアルミホイールだけでは表現できない日本の伝統工芸的な緻密さと車両全体で統一感のあるデザインを採用した。
車体色には、「プリズムホワイト」「至極 -シゴク-」「ダークメタルグレー」「ミッドナイトブラック」のモノトーン4種類に加え、富士の黎明の一瞬を切り取った自然美を表現した「FUJI DAWN -フジドーン-」と、日本で古来より高貴さや格式の高さを象徴する色から着想した「至極 -シゴク-」を新色として採用し、この2色を組み合わせたプレミアム2トーンの全5種類を設定。
<特別なプライベートラウンジを目指した室内空間>
アイポイントを高くしたことで、運転席からの視界が広がった他、外装の組子パターンと統一感を持たせたキルティングをドアトリムに採用。
インストルメントパネルには木目調パネルと一体化したシームレスな静電式スイッチの他、センター、メーターディスプレイに国内モデルとしては初の14.3インチの大画面統合型インターフェースディスプレイを搭載。
さらに、乗員を包み込むようにドアにかけて連続的に繋がる最大64色の設定が可能な間接照明を配置した他、シート素材にはテーラーフィット™を使用し、X e-4ORCEに設定の「ダーク」に加え、G e-4ORCEに設定の薄明の空が雪を染める美しさを表現した「銀雪-ギンセツ-」、日本の美意識に息づく、気高さを象徴する紫と青があしらわれた「紫檀-シタン-」の合計3種類のバリエーションを設定。
室内スペースは先代から大幅に拡大し、スライドドアには大型ウインドウを採用することにより、開放感のある室内空間を演出。ゼログラビティシートを全席で採用し、2列目シートは大人でも寝返りを打てるほどの十分な幅広さを確保している他、助手席と2列目左右席の3席でオットマンの同時使用が可能。2列目シートは、シートバック上部のみリクライニングが可能なデュアルリクライニングを装備。
他にも、BOSE®22スピーカープレミアムサウンドシステムを採用した。
<大容量ラゲッジスペースを確保した室内空間>
3列目シートには前方と後方の2カ所で跳ね上げ格納できるマルチアップのシートを採用し、荷室と居住性のバランスを用途にあわせて変更が可能な他、荷室においても開口地上高を下げつつ、バックドアの開口高さと開口最大幅を拡大。7名が乗車の状態で、機内持ち込みサイズのスーツケースを7個を積載できる。
また、オートバックドアスイッチについては従来のバックドア中央部に加え、車体後方両側(Dピラー)にも配置し、車体後方のスペースが限られている際の荷物の出し入れ時などにおいて、ドアを任意の位置で停止することが可能。
他にも、センターコンソールにはスマートフォン2台を同時に充電可能で、最新のQi2.0規格に対応したワイヤレス急速充電器の他、後席用にティッシュボックスを収納可能な大容量のリヤボックスを設定。100V AC電源(1500W)を3つ装備。後席スライドドア開口部には、小さな子どもでも足を大きく上げずに乗車できるステップに加え、大型の乗降用グリップを装備。さらに、スライドドアが半分だけ開くハーフオープン機能も備えている。
<先進運転支援システムを採用>
高速道路での運転を支援する「プロパイロット」については、X e-4ORCEに「プロパイロット」、G e-4ORCEに渋滞時のハンズオフが可能な「プロパイロット(ナビリンク機能、渋滞時ハンズオフモード、車線変更支援機能付)」を標準装備した他、X e-4ORCEには「プロパイロット(ナビリンク機能、渋滞時ハンズオフモード、車線変更支援機能付)」、G e-4ORCEには「プロパイロット2.0」をそれぞれオプション設定とした。
「プロパイロット(ナビリンク機能、渋滞時ハンズオフモード、車線変更支援機能付)」は、新たに渋滞時に時速50km以下のスピードでハンズオフした状態の走行が可能となった他、ドライバーによるウインカー操作により、車線変更支援(時速60km~)を行う機能を追加。
さらに、メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」、加減速を繰り返すシーンでも車間を一定に保ち先行車両に合わせて減速し停止までをサポートする「インテリジェント ディスタンスコントロール(ナビリンク機能付)」を採用した他、「インテリジェント アラウンドビューモニター」には「フロントワイドビュー」、「ミラークローズビュー」、「3Dビュー」の機能を搭載した。
他にも、Google搭載により、「Google マップ」「Google アシスタント」「Google Play」の各機能に対応し、多彩な情報とエンターテインメントにシームレスにコネクトが可能な「NissanConnectインフォテインメントシステム」を採用。
【希望小売価格】689万7000円~757万9000円




















