【車屋四六】メルセデスは可憐な美少女だった
05年からのエドワーディアン時代に入ると、自動車は早さが命と、スピード時代に突入した。で、メルセデスという名の早い自動車が登場する切っ掛けにもなる。 話変わって、商才がないマイバッハに対して、ベンツは商売上手。第一号の三 […]
続きを読む05年からのエドワーディアン時代に入ると、自動車は早さが命と、スピード時代に突入した。で、メルセデスという名の早い自動車が登場する切っ掛けにもなる。 話変わって、商才がないマイバッハに対して、ベンツは商売上手。第一号の三 […]
続きを読む前回、ベテラン時代に内燃機関が大進歩と書いたが、ようやく一人歩きを始めたガソリン機関に付きまとう、ウイークポイントが幾つかあった。キャブレーション、イグニション、ルブリケーションなど。またエンジンは、不完全なサスペンショ […]
続きを読む読者には、もう耳にタコだろうが、1885年、ダイムラーによって内燃機関に命が吹き込まれた。その特許を買ったド・ディオンとブートンは、一気筒でたった0.5馬力ではあるが、1800回転という高回転を実現して見せた(ダイムラー […]
続きを読むガソリン機関で飛行船を飛ばした世界初はダイムラーだが、船体の製作者はベルフェルト博士である。この先生、優秀な科学者だったが、かなりな呑気者だったようで、後日、飛行中の飛行船で、排気ガスのキャビン充満で死んでしまった。 飛 […]
続きを読む人間の闘争心とは、神から与えられた本性なのだろう。何時の世にも、何でも複数揃うと、どっちが強い、早い、長い、太い、なんでも理屈を付けて、優劣を付けたがる。 1885年、この世に生まれた内燃機関も、10年ほどの時が流れて性 […]
続きを読む1945年(昭和20年)、負けるはずがないと信じていた日本が戦争に負けてしまった。何しろ日本は神様の国だから、敵が攻めてきたら最後には神風が吹いてやっつけてくれると、子供の頃から頭に叩き込まれ、信じていたのに。 戦争が始 […]
続きを読む進駐軍が乗り回すジープは、見れば見るほど珍竹林な姿をしていた。大箱徳用マッチの四隅にタイヤを付けただけ。が、そんなジープは、戦争中の僅か四年間で46万台も生産されて、アメリカばかりか同盟各国にも貸与された。 それが世界の […]
続きを読むオートバイ=内燃機関で走るバイクの世界初がダイムラーとは既にご存じ。その前に、現物無しで特許を取ったチャッカリ者はイギリスのバトラーさん。が、バイクというだけなら、その歴史は気球の歴史ほどにさかのぼる。 その一号は、イギ […]
続きを読むリムジンと云っても、いろいろある。王侯貴族、世界のVIP御用達のオーソドックスなもの。TV、オーディオ、冷蔵庫はまだしも、電話、FAX、はたまたハイテク玩具のような物が一杯詰まって後席が大人の遊び場みたいな奴、いろいろと […]
続きを読む猿が立ち上がり、やがて人に進化して思考力を持った時、空飛ぶ鳥を見て「おいらも飛びたい」と思ったに違いない。以来、空というのは人類の願望、潜在意識として育ち、成長したはずだ。 高い塔でも造れば「天まで届くだろう」とやって、 […]
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