片山豊と日本自動車ショー
世界水準からは遅れた日産車を担いで渡米した片山さんは、努力開拓のすえ、ダットサンの名と日産車の信用をアメリカ市場に定着させ、米国自動車殿堂入り、そして日本では藍綬褒章も受け、なんと105歳で天寿を全うした。 片山さんの一 […]
続きを読む世界水準からは遅れた日産車を担いで渡米した片山さんは、努力開拓のすえ、ダットサンの名と日産車の信用をアメリカ市場に定着させ、米国自動車殿堂入り、そして日本では藍綬褒章も受け、なんと105歳で天寿を全うした。 片山さんの一 […]
続きを読む「オトッツァン、金持ちの子供みてぇだ」とケン坊が笑った。銀座服部時計店の高級時計展示会でブレゲを買ったという。「素敵なロレックス持っているのになぜブレゲを」と聞くと、「ピンバッジのオマケが欲しかったんだ」と…70万円も払 […]
続きを読む片山さんが、アトランタで大歓迎を受けてからしばらくたった1998年「オトッツァンが大変だぁ」と、ケン坊から電話があった。「マッド・マイクから電話でオトッツァンが自動車殿堂に入った」というのである。テキサスで印刷業を営むマ […]
続きを読む一般道と都市高速でフットワークに違い。e-4ORCEなら…!? 2020年の7月に華々しく発表はされたものの、その後、待てど暮らせどテストドライブが叶わなかった日産発のピュアEV第2弾『アリア』に、ようやく試乗できる機会 […]
続きを読む単なる荷物車だったダットサントラックだが、渡米した片山さんは、海岸でピックアップトラックで遊ぶ若者を見て、「楽しい運転ができればスポーツカーだよ」「見ろこいつはフロアシフトだ、楽しく遊んでくれ」と、難攻不落の米国市場の一 […]
続きを読む「オトッツァンの事務所の壁にZ旗が」とは、片山一家壱の子分・佐藤健司ことケン坊。Z旗とは万国船舶信号旗用アルファベット最後の一文字だが、日本では「興国の興廃この一戦にあり…」の名句で知られる旗じるし=強敵ロシア・バルチッ […]
続きを読むアメリカ人は基本大型車大好きだが、買えない階層もいる。で、中古車を買うがアメリカ車はアフターサービスが悪い…整備悪けりゃ燃費も悪化。で見直されたのが丈夫で燃費が良い日本車。その評判がフォルクスワーゲを上回るようになり51 […]
続きを読む片山さんが渡米した頃のクルマはダットサン110型/1ℓで、それが進化して210型/1.1ℓになっても、市内では問題ないが、フリーウェイは怖くて走れない…遅い、加速悪い、ブレーキ効かない。 そうこうしているうちに、ブルーバ […]
続きを読む片山さんは、アメリカでの市場調査報告をしながら、いよいよ本格的販売開始をと組織作りを始めたある日、自動車ショーで熱心にブルーバードを見る白人に声をかけると、後日会いたいという。 「私はルノー販売の総支配人だが日産車に興味 […]
続きを読むさて渡米した片山さん、アメリカでブルーバードなんて名はインパクトがない、ましてスポーツカーにフェアレディなんて女々しい名前は駄目。日本名は子音が多すぎる。爆発音が多い母音でと考えたら「ダットサンがあるじゃないか」で、米国 […]
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