アウディ ジャパンは12月4日、「Q3」「Q3 スポーツバック」のアップデートを実施し、同日より全国のアウディ正規ディーラーを通じて発売した。
Q3、Q3 スポーツバックは、約4.5 mの扱いやすい全長でありながら、2,680mmのホイールベースにより、ゆとりのある居住空間を実現するとともに、後席のヘッドクリアランスも十分なスペースを確保したプレミアムコンパクトSUV/SUVクーペ。
パワートレインには、クリーンディーゼルエンジンTDIとガソリンエンジンTFSIの2種類を設定し、両エンジンともに、高効率な7速Sトロニックトランスミッションを搭載。TFSIは前輪駆動、TDIは電子制御式油圧多板クラッチを用いたquattro(クワトロ)四輪駆動システムを組み合わせ、優れた走行性能を実現した。
今回は、新たにクリーンディーゼルモデルの“40 TDI quattro”を設定したほか、バーチャルコクピットやタッチスクリーンを備えた8.8インチのMMIを採用するなどのアップデートが行われた。
<パワフルなクリーンディーゼルモデル“40 TDI クワトロ”を新たに設定>
今回アップデートされたクリーンディーゼル2.0 TDIエンジンは、最高出力142kW(193PS:従来モデル比 +43PS)、最大トルク400Nm(従来モデル比 +60Nm)を実現。力強いクワトロ四輪駆動による踏破性能と低燃費を両立。
ガソリン1.5 TFSIエンジンでは、高圧の直噴システムにより、最高出力110kW(150PS)、最大トルク250Nmを発揮。エンジンが低負荷の際には2気筒となる、気筒休止システムシリンダーオンデマンド(cod)を採用した。
<オクタゴンをモチーフとした内外装デザイン>
外装では、Qファミリー専用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルやシャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレットと特徴的なバンパーにより、力強くスポーティな印象を強調。前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、SUVならではの力強さを表現した。またQ3 スポーツバックでは、SUVスタイルのQ3よりも全高が約4.5cm低く設定されている。
内装では、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインをインストルメントパネルに採用。今回のアップデートでは、アウディの上位モデルから受け継がれた10.25インチのフル液晶ディスプレイ式デジタルインストルメントクラスターやタッチスクリーンを備えた8.8インチのMMIなどを装備した。
<多彩な先進テクノロジーで快適ドライブをサポート>
さまざまなセーフティ機能やドライバーアシスタンスシステムを搭載。アウディプレセンスフロントの他、アダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストの3機能を統合したアダプティブクルーズアシスト、さらに、アウディサイドアシストやサラウンドビューカメラなどにより、高い安全性と快適性を実現した。
【希望小売価格】503万円~602万円