アルピーヌは11月20日、愛知県豊田市の豊田スタジアムを中心に全21のSS(スペシャルステージ)で争われるFIA世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン 2024」(開催期間:11月21日から11月24日)に、ラリーマシン「A110 RGT 」が、フランスのシャゼル テクノロジー コースチームから参戦すると発表した。
これまでヨーロッパのラリーイベントのみで活躍していたアルピーヌのラリーマシンが、ヨーロッパ以外のラリーイベントに参戦するのは初となる。
フォーラムエイト・ラリー ジャパン 2024に参戦するアルピーヌ車両は#45のA110RGTで、アルマン・フューマル選手(Armand Fumal/ベルギードライバー)とジュール・エスカルテフィグ選手(Jules Escartefigue/フランス コドライバー)のペアがドライバーを務める。同ペアは、中央ヨーロッパラリー2023、2024シーズンクラスチャンピオンで、2024ラリーモンテカルロ R-GT クラス 3 位表彰台を獲得している。
<アルピーヌ「A110 RGT」車両概要>
- 車両重量:1,100 ㎏
- エンジン:ターボチャージャー付 1.8 リッター アジャスタブルアンチラグシステム 6レベルトラクションコントロール&ローンチコントロール
- 最高出力:320/330hp(使用燃料による)
- トランスミッション:6 速シーケンシャル リミテッドスリップデファレンシャル
- サスペンション:ALPレーシング製ハイドロリックバンプストップ付3ウェイアジャスタブルダンパー アジャスタブルアンチロールバー
- ホイール:8×18 インチ(フロント・リア共)
- ロールケージ:FIA ホモロゲート インテグラルストラクチャー
- シート:サベルト製専用バケットシート+6 点式ハーネス
- ブレーキ:ブレンボ製 4 ポットキャリパー ボッシュモータースポーツ製アンチロックブレーキシステム 専用ハンドブレーキ
- ステアリングホイール:システム調整機能・ディスプレイ付 XAP製パドルシフト
- 燃料タンク:FIA FT3 72 リッター