購入相談から納車、整備まで、 ヒョンデカスタマーエクスペリエンスセンター横浜を開設

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ヒョンデモビリティジャパンは7月30日、国内初の直営拠点であるヒョンデカスタマーエクスペリエンスセンター横浜(CXC横浜)を開設した。

同所はオンライン販売のサポートと、顧客の視点で様々なニーズに柔軟に対応するための新しいコンセプトの施設で、今年5月に発売した「アイオニック5(EV)」と「ネッソ(FCEV)」の展示をはじめ購入相談や試乗、納車、整備を行う。

また、整備工場は全国協力整備工場のハブ機能を持つ他、トレーニングスペースも併設され、サービスフロントアドバイザーやサービスエンジニアの養成も行う。

CXC横浜は2階建てで(敷地面積2431.66㎡、施設面積1871.08㎡)、1階が展示と納車スペース、試乗、電動車専用の整備工場があり、2階はブランド展示スペースと顧客向けラウンジになっている。
整備工場は9月より稼働予定。同社では今後、同様の施設を全国主要都市に展開していく考えだ。

施設全体はシンプルかつ機能的な空間で、EVやFCEVが持つクリーンかつサスティナブルなイメージを表現。内外装には木毛セメント板等、再生可能素材が採用されている。ショールームでは車両展示に加え、V2Lの体験やアクセサリーを展示。内外装に使用されるサスティナブルなバイオペイントや、エコ素材をマテリアルボードに展示し、車両への理解を深めることができる。さらに、タッチ式3Dコンフィギュレーターもあり、全色の内外装が忠実に再現され比較検討できる。

納車スペースでは、車種ごとの世界観を表す映像の上映や、ターンテーブルを活用した車両の登場等、感動的な納車セレモニーを演出できる。

屋外の駐車スペースには、急速充電器(ヒョンデファストチャージャー)2基の他、6kW級のヒョンデホームチャージャーも設置され、自宅での充電も体験できる。

2階のブランド展示スペースではブランドメッセージの他、アイオニック5のコアデザインであるパラメトリックピクセルを中心に、様々なライフスタイルを感覚的に伝えるグッズを展示。さらに、ペット向け、アウトドア向けの純正アクセサリーも展示され、QRコードを利用して購入することができる。

商談用スペース

顧客向けラウンジは、専用のバリスタを配置した本格的なカフェで、独自開発のオリジナルドリンク(コーヒー、日本茶)や茶菓を提供する。ラウンジの壁面は、一部大きなガラスエリアになっており、階下の車両整備の様子を見ることができる。これは、メンテナンスの透明性の確保と、顧客との信頼関係の構築を目的にしている。

【所在地】神奈川県横浜市港北区北新横浜2-2-1【アクセス】横浜市営地下鉄ブルーライン・北新横浜駅から徒歩5分【営業時間】10時~18時【定休日】月曜日

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