三菱自、日本政策投資銀行の「DBJ環境格付」で最高ランクを取得

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三菱自動車は6月28日、株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)が実施する「DBJ環境格付」において、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得し、同格付に基づく融資を受けたと発表した。

「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニュー。

 

 

【三菱自動車が評価されたポイント】

  1. 2030年に電動車の販売比率を50%とする長期目標を打ち出すとともに、販売会社での「電動DRIVE STATION」を通じた情報発信や、独自のユーザーサポートプログラムである「電動車両サポート」の提供などによって電動車の普及拡大を図り、電動化技術の強みを生かした環境貢献に積極的に取り組んでいる点
  2. 主要サプライヤーとの間で脱炭素化に向けた対話を実施するだけでなく、第三者機関を活用しながら取引先のCSRの取り組みに対する調査及び改善状況のフォローアップを進めることにより、持続可能なサプライチェーンの構築に努めている点
  3. 「2050年、CO2排出実質ゼロ」社会の実現に真摯に取り組むことを掲げた「環境ビジョン2050」を策定し、電力供給の最適化を目指したV2G(Vehicle to Grid)の実証実験などを通じ、電動車を活用した新たなソリューションの可能性を追求することで、長期的な観点で事業活動を通じた社会課題解決を推進している点
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