最短納期1カ月を可能にする、VANTECHの“実現力”

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キャブコンタイプを中心に多くのモデルを持つ国内屈指のキャンピングカービルダー、VANTECH(バンテック)では「最短納期1カ月」「基準納期6カ月」を実現している(一部車種を除く)。高品質はそのままに、納期まで待たせない、業界随一の“実現力”がここにある。

昨今のキャプブームの高まりはもとより、コロナ禍における“密”を避けられるレジャーとして、あるいはリモートワークのオフィス、あるいは災害時のシェルター…キャンピングカーのニーズは既成概念を超え、認知度も大きく向上している。その中で、キャンピングカーの納期は1~2年が一般的となっている。

こうした状況であっても、同社では納車までの期間をできる限り短縮できるよう、生産体制の改善に取り組んでいる。

ここでいう「最短納期」とは、既に製造を開始しているキャンピングカーの納期であり、購入者が希望する条件と合えば、この最短納期となる。

一方、「基準納期」は購入者の希望する条件やオプションで製造した場合、納車までの期間を指す。

同社では、購入者の声や調査を実施し、装備・品質・サービスを繰り返し検討して反映させている。購入者から要望の多いオプション装備が標準装備化され、結果、商品力が高まることで購入者の希望や条件と合致する確率も高まり「最短納期」が実現しやすくなる。

合わせて、品質を高めることで購入から2年間の保証も実現した。キャンピングカーには、一般的な乗用車にはない様々な機能が搭載されている。特に使用頻度が高いサブバッテリーから、室内灯の電球まで幅広くカバーする充実した保証内容になっている。

さらに、同社山形工場では生産方式をライン化し、全ての作業をより効率的に、より作業の専門性を高めることで、さらなる納期の短縮と品質を向上させた。2月に開催されたジャパンキャンピングカーショー2022からモデルごとの「最短納期」と「基準納期」を明確にし、既に多くの顧客に納車を完了しているという。

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