トヨタ、富士スピードウェイ、東和不動産、「富士モータースポーツフォレスト」プロジェクトを推進

all 業界ニュース モータースポーツ

トヨタ、富士スピードウェイ、東和不動産の3者は4月6日、静岡県小山町において、「富士モータースポーツフォレスト(以下「フォレスト」)」プロジェクトを推進すると発表した。なお、デベロッパーとして開発を担当する東和不動産は、4月27日より「トヨタ不動産株式会社」へと社名を変更する。

「フォレスト」は、モビリティとモータースポーツの魅力を知り、楽しみ、参加することで、人生をより豊かに・幸せになれる「大人の遊び場・社交場」を目指し手開発。エリア内の各施設は、国際サーキット「富士スピードウェイ」を中心に、ラグジュアリーエクスペリエンスを提供する「富士スピードウェイホテル」、時代を象徴するレーシングカーを展示する「富士モータースポーツミュージアム」、国内有数のレーシングチームのガレージ、温浴施設、レストランなど、モータースポーツ文化を楽しめる多彩な施設から構成され、大人から子供まで楽しめる様々な体験を提供し、「未来のモビリティ・モータースポーツの街」を創出するとしている。

 

 

また将来、新東名高速道路の開通により、同エリアは東京から車で約1時間、小山パーキングエリアに設けられるスマートインターチェンジの隣接地にあり、大きくアクセスが向上。「フォレスト」の東に位置する御殿場プレミアム・アウトレットから車で約20分、西北に位置する山中湖からも約20分と、近隣の観光スポットとの回遊性も高く、宿泊利用はもちろん、関東圏からの日帰りドライブ旅行も楽しめる施設となる。

 

富士モータースポーツフォレスト 俯瞰図イメージイラスト

 

【「フォレスト」施設概要】

  1. 富士スピードウェイ:全長4,563mの国際レーシングコースを中心に、カートコースからショートサーキットまで、様々なモータースポーツ関連施設を用意。レース観戦はもちろん、クルマ遊びの場としても利用でき、「レーシングコース体験走行」では、自身の所有するクルマで、世界屈指の約1.5kmのホームストレートを体感できる。
  2. 富士スピードウェイホテル/富士モータースポーツミュージアム:日本初上陸ブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」として開業する「富士スピードウェイホテル」。眼前に迫るサーキットビューと富士山ビューを楽しめる客室とともに、トヨタ博物館監修の「富士モータースポーツミュージアム」では、国内外のメーカー各社の協力により、時代を象徴するレーシングカーを展示している。
  3. レーシングチームのガレージが集まるエリア:普段は見ることができないプロレーシングチームのガレージ特別見学ツアーや、メーカーファクトリーなどのイベントを用意。
  4. 温浴施設・レストラン等:近隣の観光スポットからの帰りにも、気軽に立ち寄れる温浴施設や、レストランなどを構想中。

 

 

富士スピードウェイホテル 外観
レーシングチームのガレージが集まるエリア
Tagged