ジェイテクトは1月19日、2022年4月にすべての事業ブランドをJTEKTに統一すると発表した。今回のブランド統一は、事業間の垣根を取り払い、真の合併を遂げ、すべてのカスタマーニーズに応え、更なる成長を遂げるためとしている。
【ジェイテクトリボーンによる旧態依然体制からの脱却】
ジェイテクトは、自動車の電動化、生産設備の自動化・省人化、脱炭素社会の実現など、カスタマーと社会のニーズにおける高度化、多様化に加え、新型コロナウイルスや半導体供給問題なども起こり企業を取り巻く環境が先行き不透明で将来予測が困難な状況を受け、2021年をリボーン元年と位置付け、旧態依然の体制脱却を目指し、役員体制の刷新、本店所在地の刈谷市移転、既存事業の技術シナジーの創出、営業機能の拡充、グループ会社の再編などを積極的に推進。
【事業ブランド統一により技術・営業・生産シナジー向上】
また、事業部間のさらなるシナジーを実現し、合併企業として真に1つの企業となるために事業ブランドをJTEKTに統一。事業ブランド統一というリボーンにより、技術・営業・生産のシナジーをさらに高め、すべてのカスタマーのニーズに応え、取り巻く環境が予測不可能であっても持続的成長を実現していくと述べている。