三菱ふそうトラック・バスは12月16日、「ふそうスーパーグレート」「ふそうファイター」2車種のかじ取り装置（ステアリングコラム）に不具合があるとして3,354台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和2年4月6日～令和2年12月23日。
不具合の部位はかじ取り装置（ステアリングコラム）で、大・中型トラックにおいて、ステアリングコラムを固定しているボルト・ナットの締付けが不適切なため、当該ボルト・ナットの締付けトルクが不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルト・ナットが緩んでステアリングコラムにガタが生じ、最悪の場合、当該ボルト・ナットが脱落すると正常なステアリング操作が出来なくなるおそれがある。改善措置は、全車両でステアリングコラムを固定しているボルト・ナットを点検し、規定トルクで締付けられていない場合は規定トルクで締付ける。
