KINTO、クルマのサブスク「KINTO ONE」に「解約金フリープラン」を追加

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KINTOは12月1日、所定の申込金を支払うことで、中途解約にかかる解約金をゼロにするとともに、契約時に設定した利用期間の満了後もクルマを引き続き利用できるようにする「解約金フリープラン」を、12月14日(火)よりクルマのサブスクリプションサービス「KINTO ONE」に追加すると発表した。

KINTOは、「期間に縛られず、その時々の状況に応じて、クルマの利用を途中でやめたい」「クルマを引き続き利用したい」といったカスタマーからのニーズに応えるため、新たに追加する「解約金フリープラン」と、既存の「初期費用フリープラン」のふたつのプランから、支払い方を選択できるようにすることで、よりフレキシブルなサブスクサービスへの進化を目指す。

「解約金フリープラン」では、契約の際、月額利用料の約5か月分に相当する申込金を支払うことで、中途解約にかかる解約金をゼロにする。「初期費用フリープラン」では、中途解約の場合、残りの利用期間に応じた解約金を支払う必要があるが、新プランでは不要となるため、より柔軟にクルマの利用期間を決定できるようになる。

「初期費用フリープラン」では、契約時に設定した利用期間(3・5・7年から選択)の満了時、「お乗りのクルマの返却」か「KINTOで新たなクルマの契約」のいずれかを選択。これに対し、「解約金フリープラン」では、利用期間を3年からスタートとする一方、満了時、月額利用料の約3か月分に相当する申込金を支払うことで、「これまでお乗りのクルマの『再契約』」も選択可能となった(「再契約」は2回まで。同社規定の審査申込みが必要。1回あたりの利用期間は2年のため、最長7年利用可能)。

「解約金フリープラン」の月額利用料は、所定の申込金を支払うことで、当初設定する3年の利用期間中、「初期費用フリープラン」に比べて約10%安くなる。さらに、「再契約」の場合には、その都度、所定の申込金を支払うことで3年の利用期間中と比較して、月額利用料は約15%、さらに、2回目の「再契約」の場合には約30%安くなるため、長く乗れば乗るほど、リーズナブルにクルマを利用できる。

 

 

KINTOは、サービス開始以来、頭金ゼロ、WEBで契約を完結できるようにするなど、カスタマーがカーライフを始めるにあたっての費用や手間の軽減を通じて、「入口」の整備に重点を置いており、今回、新プランの追加を契機に、次なるフェーズに一歩を踏み出し、解約金ゼロ、契約満了時の選択肢(これまでお乗りのクルマの「再契約」)を増やすことで、「出口」、すなわち、カーライフをスタートしたのちの自由度をさらに向上すると述べている。

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