ジャガー・ランドローバーは9月30日（現地時間）、「007」シリーズ最新作「007／ノー・タイム・トゥ・ダイ」のスリリングなカーチェイスシーンにジャガーの「XF」が登場すると発表し、あわせてメイキングムービーを公開した。イタリア南部の都市、マテラで撮影されたシーンでは、2台の「XF」が、ジェームズ・ボンドを追って曲がりくねった狭い路地を縫うように走るシーンで登場する。
「007／ノータイム・トゥ・ダイ」の特殊効果およびカーアクション担当スーパーバイザーである、クリス・コーボールド氏は、「『XF』は、今回のような難易度の高いカーチェイスシーンをよりエキサイティングなものにしてくれる、素晴らしいクルマでした。私たちはスタントシーンにおいて、常に極限まで自らの限界を引き上げようとしており、撮影車両の性能に対しても多くのことが求められます。車幅ぎりぎりの狭い路地で行われた今回の撮影において、一切の妥協や失敗は許されません。『XF』はその優れたパフォーマンスとドライビングダイナミクスを発揮してくれました。」と語った。
また、ジャガーのブランド・ディレクターであるアンナ・ギャラガー氏は、「高級感、快適性、洗練性を兼ね備えた『XF』は、どんな旅にでも行けるようデザインされています。『007／ノータイム・トゥ・ダイ』のカーチェイスシーンを撮影したイタリア南部特有の曲がりくねった街路や広場であろうと、喧噪にざわめくロンドンの市街地でも、どのようなシチュエーションにも対応できるクルマなのです。」とコメントした。
「007／ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、監督をキャリー・ジョージ・フクナガ、主演をダニエル・クレイグが担当。ダニエル・クレイグがイアン・フレミング原作の「007」シリーズでジェームズ・ボンド役を演じるのは5回目で、本作が最後の出演となる。日本では2021年10月1日（金）から全国の映画館にて公開される。
また、「007／ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開を記念し、ジャガー・レーシングのドライバー、ミッチ・エバンスとパラクールアスリートのリン・ユングが出演し、「XF」でのカーチェイスを繰り広げるスペシャルムービーを制作、公開した（URL ： https://youtu.be/Irg9rusUppc）
