ジャガー・ランドローバー、「COP26」とパートナーシップを締結 各国リーダーの移動用として「I-PACE」を提供

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ジャガー・ランドローバーは9月16日(英現地時間)、2021年11月に英国グラスゴーで開催される気候変動サミットに先立ち、「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)」とパートナーシップを締結したと発表した。

ジャガー・ランドローバーは、このサミットに参加する世界中のリーダーや代表者の移動車両として、ジャガー初のフルバッテリー電気自動車(BEV)である「I-PACE」をはじめ、電動モデルを提供する。

ジャガー・ランドローバーは、新グローバル戦略「REIMAGINE」を掲げ、2036年までに車両(テールパイプ)からの排出ガスを無くし、2039年までにサプライチェーン、製品、オペレーションのすべてにおいて排出ガス量を実質ゼロとすることを目指している。また、パリ協定に従い、排出ガス量削減のための統一された科学的根拠に基づいて設定された、世界の気温上昇を1.5℃以内に抑える目標を掲げ、「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)」の国際キャンペーン「Race to Zero(ゼロへのレース)」への支援をコミットしている。

さらに、2021年6月に英国で開催されたG7サミットなど同様のイベントでも、英国内にある既存の車両を使用して二酸化炭素(CO2)の排出量低減に貢献してきた。

今回のパートナーシップ締結に際し、ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)のティエリー・ボロレ氏は、「『COP26』のパートナーとして、ジャガー初のBEVである『I-PACE』をはじめとする電動モデルを提供し、今回のサミットに排出ガス量ゼロの移動手段を提供できることをとても光栄に思います。サステナビリティは、当社の新グローバル戦略『REIMAGINE』の中核をなすものです。世界で最も魅力的でモダン・ラグジュアリーなクルマを生み出し、2039年までに排出ガス量実質ゼロの実現に向けて注力していきます。」と語った。

また、「COP26」議長を務めるアロック・シャルマ氏は、「ジャガー・ランドローバーは、実績のある英国を代表するブランドです。多くの受賞歴のある電気自動車を作り出し、気候変動への取り組みにおいて自動車業界でリーダーシップを発揮されおり、『COP26』でこれらの車両が世界のリーダーたちの移動に使用されることを嬉しく思います。サミットの開催に向けて、『COP26』を包括的な成功に導くために、ジャガー・ランドローバー、そしてすべてのパートナーと協力していくことを楽しみにしています。」とコメントした。

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