スバル、新型「WRX」(北米仕様車)を世界初公開、2022年米国発売予定

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SUBARUは9月10日(現地時間)、新型「WRX」(米国仕様車)を米国で世界初公開した。なお、2022年米国での販売開始を予定している。

【2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載】

今回公開された新型「WRX」は、応答性と加速性能が特徴の2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載したほか、新制御ソフトウェアで変速レスポンスを向上したSubaru Performance Transmission、走りの愉しさをさらに際立たせるスポーツ変速制御を採用。またAWDシステムでは、AWDならではの安定性と、スポーティな回頭性を両立するVTD(Variable Torque Distribution)を採用している。

【スバルグローバルプラットフォームを採用】

スバルグローバルプラットフォームとフルインナーフレーム構造をで高剛性化したボディとシャシーを採用することで、走りと動的質感を進化。また、ボディ剛性の高さを活かして、路面からの入力に対する足回りのしなやかな動きを実現するため、サスペンションジオメトリを最適化し、従来型に対し実用ストロークを伸ばし、接地性や安定感を向上した。加えて、モーターアシスト軸と、ドライバーのステアリング操作軸を別軸とした2ピニオン方式の電動パワーステアリングを採用している。

【ドライブモードセレクトを一部グレードに採用】

ドライブモードセレクト機能を備えたグレードでは、LSDトルクを制御することでさらに回頭性を高めるAWDスポーツモードを設定。ドライブモードセレクト機能を備えたグレードでは、スポーティさと上質さを両立する電子制御ダンパーを採用し、揺れの少ないフラットな乗り心地を実現した。

【アグレッシブなデザインを採用したエクステリア】

ヘキサゴングリルを起点とした立体的で彫りの深い造形、ワイド&ローを強調するフロントバンパーのデザインや力強く張り出したフェンダーを採用し、躍動感を演出。フロント・リヤフェンダーのスポーツサイドガーニッシュやサイドシルスポイラーなどに、空気の流れを整えるヘキサゴンパターンの空力テクスチャーを採用。フロントフェンダー後部、リヤバンパー後部にはエアアウトレットを設け、パフォーマンスカーならではのデザインとコーナリング時や高速走行時の操縦安定性を両立した。

【スポーティで先進的なインテリアデザイン】

黒を基調に、レッドステッチを配したインテリアで、アグレッシブでスポーティなパフォーマンスを表現。インストルメントパネル中央には、さまざまな機能を集約した大型で高精細のセンターインフォメーションディスプレイを配置。一部グレードにはRECARO社との共同開発により、従来型よりさらに体格保持性能を高め、スポーツドライビング時のドライバーの姿勢をしっかり保持する、新設計・新デザインのRECAROシートを採用している。

【進化した先進安全性能を搭載】

画角を拡大した新世代アイサイトをSubaru Performance Transmission搭載車に標準装備。電動ブレーキブースターを組み合わせることで、プリクラッシュブレーキの作動領域をさらに拡大し、交差点での衝突回避をサポートする。また、ステレオカメラの広角化によって、認識範囲を拡大し、従来型では先行車を捕捉できなかった急なカーブでも追従走行を継続するほか、割り込み車両もより早いタイミングで認識する。

【ゆとりのある室内空間を実現】

前席と後席のショルダールームを拡大し、ゆとりある室内空間を実現。また、従来型に対して拡大したホイールベースに合わせて後席空間を大幅に拡張した。トランクでは、従来型と同様にベビーカーやゴルフバッグが入る容量を確保している。

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