人とくるまのテクノロジー展2021オンライン、5万2636名が来場

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公益社団法人自動車技術会(寺師茂樹会長)は、「人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」を2021年5月26日(水)~7月30日(金)にわたり開催し、来場登録者は5万2636名、総アクセス数は21万2495アクセスだったと報告した。

この展示会は、自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術専門展として1992年にスタート。今回は初のオンライン開催となったが、458社が出展した。

今回の展示会では、前半をSTAGE1、後半をSTAGE2と分けて、主催者企画の展示と各種講演をオンデマンド配信。なお、最終週には、ファイナルステージとして、全てのコンテンツが公開された。

主催者企画展示のSTAGE1では、産業活動が地球環境に及ぼす影響の全体像と世界の動きを出発点に、より快適で地球にやさしい持続可能な社会を築くため、自動車技術の進むべき方向についてその一端を紹介。 地球環境を維持するための、新たなエネルギー社会の構築に貢献し活躍する自動車技術と、安心・安全で豊かな生活を支えるモビリティ技術を展望した。また時事的背景を考慮し、現在のコロナ禍においてのモビリティの在り方に対する取り組みにも触れ、ニューノーマル時代に適応したモビリティ技術も紹介された。

STAGE2では、明るい未来の地球環境のため、安心・安全で、クリーンで豊かな生活を支えるモビリティ技術を搭載した乗り物たち、2050年のカーボンニュートラル時代に向けたマイルストーンとなる2030年の新燃費規制、直近のCO₂削減の主役となる内燃機関技術とその内燃機関技術を生かす燃料技術、そしてCO₂削減を推進する電動化技術など、環境に優しい自動車技術とそれらの技術を陰で支える凄みの技が紹介された。

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