ステランティス、同社初となる2020年度サプライヤー・アワードで12社を表彰

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ステランティスは6月4日、同社初となる2020年度サプライヤー・アワードで12社を表彰したと発表した。日本からは三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ株式会社とアルプスアルパイン株式会社の2社が受賞した。

 

アワードでは、ステランティスのサプライヤー各社の製品及び業務品質に対する取り組みを高く評価し、自動車業界にとって厳しい経営環境に直面した2020年度に、卓越したパフォーマンスを発揮した12社を8のカテゴリーで表彰した。オンラインで開催された表彰式では、ステランティスからカルロス・タバレスCEOをはじめ、8名の役員が登壇した。

 

【「2020年度サプライヤー・アワード」概要】

<品質第一>

Merit Automotive Electronics Systems社とTiberina Group社は、産業開発と生産の両面で、ステランティスが定める品質基準を高いレベルで満たし続けたことが評価された。

<競争力>

Adient社とNexen社は、販売・生産・技術・物流などの広範な領域におけるコスト削減の提案と実行を通じて、ステランティス社の事業目標達成に多大な貢献をしたことが評価された。

<プログラム・マネジメント>

Brose社とSteep Plastique社は成果物の品質と納期の尊重、そしてコスト管理に加え、プロジェクトの進捗管理を通じて新製品導入を成功に導き、その間一貫して高い技術的知見を提供したことが評価された。

<イノベーション>

Batemo社と三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ株式会社は、技術的なソリューションのブレイクスルーと、新しい価値創造サービスにおける高い提案能力が評価された。

<間接サービス>

Total Energies社はサービスとクオリティ、コスト、納期厳守と迅速な対応能力が評価された。

<企業の社会的責任(CSR)>

  • Valéoは、下請けを含む同社のエコシステムでの環境、ソーシャル、そしてエシカル領域における取り組みと、その成果が評価された。このカテゴリーはステランティスが委託した第三者機関が、サプライヤー各社の持続的発展に対する取り組みを客観的に評価している。

<設備投資>

Kuka社はステランティスが生産設備に求める高い要求基準を満たす設備の要件を高い知見とともに提案し、それらを導入するにあたって緻密に実行した能力の高さが評価された。

<サプライチェーン>

アルプスアルパイン株式会社は実行能力の高さと生産能力の継続的なコントロール、そして製造ならびに納品プログラムの実行能力の高さが評価された。

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