VW、新型「ティグアン」をマイナーチェンジ、320馬力のハイパフォーマンスモデル「ティグアン R」も追加設定

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フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、4 年ぶりにマイナーチェンジした新型「Tiguan(ティグアン)」を、5月12日(水)より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーを通じて発売した。なお、「Tiguan R」の納車は年後半を予定している。

 

 

【デザインを一新、力強いデザインを採用】

今回の刷新では、新しい LED ヘッドライトを備え、デザインが一新された印象的なフロントエンドに進化した。ボンネットは特徴的なラジエーターグリルからさらに上に伸び、力強いデザインとなっている。全長は4,515mmとなり、先代と比較して15mm拡大した。ボディカラーは、新色のナイトシェードブルーメタリックやドルフィングレーメタリック、キングスレッドメタリックなど全8色展開とした。

 

 

【新たに1.5 TSIエンジンを搭載し、パワートレインを強化】

従来の1.4TSIエンジンに代わり、新たに1.5TSIエンジンを採用。アクティブシリンダーマネージメント(気筒休止機能)が搭載されており、走行シーンに応じて瞬時に4気筒から2気筒へ切り替え、燃料消費量を抑制する。高性能モデルの「Tiguan R」には、235kW(320PS)のパワーを発生する2.0TSIエンジンを採用し、わずか2,100rpmの低回転域から420N mの強大なトルクを発生し、0-100k m加速は4.9秒を実現している(欧州参考値)。トランスミッションは全車7速DSGが組み合わされ、「Tiguan R」についてはより高トルクに対応できるように設計された7速DSGが設定されている。

 

【最新の運転支援システム・コネクティビティ機能を採用】

従来の渋滞時追従支援システム“Traffic Assist”をさらに進化させたシステムの、同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”を全車標準装備した。ドライバーがあらかじめ設定した車速内において、前走車との車間距離及び走行レーンの維持をサポートする。ステアリングホイールに設置されている“Travel Assistボタン”を押すだけで簡単にシステムを起動できる。さらに、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで最適な配光を可能としたシステムであるLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”を装備し、安全性の向上に加え、ダイナミックターンインジケーターと合わさって、右左折時の被視認性向上にも寄与している。

 

ほかにも、世界的なオーディオブランド“Harman Kardon”(ハーマン カードン)と協力して開発した専用のプレミアムサウンドシステムをオプション設定している。同システムは、フロントとリヤで合計10のスピーカーで構成されており、総出力480ワットの16チャンネルデジタルアンプにより臨場感あふれるサウンドを実現した。また、インフォテイメントシステムには常時コネクティッドの新世代インフォテイメントシステムを採用。オンラインサービス“We Connect”と合わせることで、最新の渋滞情報などの入手や、スマートフォンの専用アプリで窓の閉め忘れや車両駐車位置などの車両情報を確認することができるほか、車両のドアの解錠・施錠もスマートフォン上で操作することも可能となっている。

 

 

【導入記念特別仕様車「TSI First Edition」】

新型「Tiguan」の日本導入を記念して、特別仕様車「TSI First Edition」を導入する。TSI Elegance をベースとし、ノワゼット/チタンブラックの2トーンカラーの専用レザーシートとウッドパネルを採用。TSI R-Line 同様のブラックルーフライニングを採用したほか、19インチのアルミホイールとアダプティブコントロール“DCC”を標準装備した。ボディカラーでは、TSI Eleganceと共通の5色に加え専用色となるジンジャーブラウンメタリックも設定した。

 

 

【ハイパフォーマンスモデル「Tiguan R」を追加設定】

高性能スポーツモデルとして「R」を初設定した。フロントおよびリヤバンパー、
大径アルミホイールなどの専用アイテムを装備し、エンジンもスポーツ仕様の 2.0TSI エンジンを採用。さらに、モータースポーツの世界からフィードバックされて新たに開発されたトルクスプリッター付き四輪駆動システム、“R パフォーマンストルクベクタリング”をフォルクスワーゲンのモデルで初採用している。この駆動システムは、前輪と後輪の間だけでなく、後輪の左右のホイール間の駆動力も配分することができ、特にコーナリング時において、高い敏捷性を発揮する。また、プログレッシブステアリングを採用したことで、取り回しや駐車時に必要な力が大幅に軽減。さらに、ドライブモード内にある「Tiguan R」用に特別に開発された「RACE」モードにおいては、トランスミッションやダンパー調整などをよりスポーティな設定に変更することが可能となっている。

 

 

<価格(消費税込)>

407万9000円~684万9000円

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