国交省、オンライン申請を行うことでナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例を創設 引越しに伴う手続きの負担を軽減

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国土交通省は5月11日、政府全体で推進している引越しに伴う手続きの負担軽減の一環として、個人がオンラインにより変更登録申請を行う場合に、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例を創設すると発表した。詳細については、固まり次第追って公表するとしている。

 

引越しの際には様々な行政機関や民間事業者に対して住所変更手続きを行う必要があり、引越しを行う際の負担となっていることから、政府では引越しに伴う手続きの負担軽減に向けた取組を進めている。

 

国交省は、自動車保有に係る住所変更手続き(変更登録)においては、自動車の登録検査、保管場所証明、税・手数料納付をオンラインで一括して行える「自動車OSS(ワンストップ・sダービス)」によるオンライン申請の場合であっても、ナンバープレートの交換等のために運輸支局等に出向く必要があることから、今回、個人によるオンライン申請の場合に、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例を創設することを決定したと説明している。

 

【特例のポイント】

◆住所変更時の変更登録を個人がオンラインで申請した場合に、

  1. 新旧の車検証の交換を郵送により対応する
  2. 車検証の備考欄に旧登録番号(旧ナンバープレート番号)を記載することにより、ナンバープレートの交換は次回の車検時まで猶予する

上記により、引越し直後の運輸支局等への出頭を不要化する。

◆特例措置を利用するかどうかは選択可能とする。

◆運用開始時期は令和4年1月を予定している。

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