【ブーン、スペーシア、デイズ、マーチ、N-BOX】好きな色で選びたい、ピンクのボディカラー5選

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女性を中心に根強い支持がある「ピンク色」のアイテム。自分らしさを表現するため、クルマも私らしくピンクでなければ! と思う方も少なくないはず。そこで、ピンクのボディカラーを設定するモデルの中から5モデルを選んでみた。単にボディカラーがピンクだけでなくインテリアとのコーディネイトされているモデルもあるなど、なかなかのおしゃれ揃いだ。

《ダイハツ・ブーン/ジューシーピンクメタリック》

リッターカーのブーンは、フロントグリルやヘッドライトの形、バンパー下のフォグランプまわり等、クルマの顔つきともいえる部分のデザインを変えて、「スタイル」「シルク」「スタンダード」という三つのデザインを持つ。これに応じて、インテリアでもインストルメントパネルまわりのデザインも異なるが、全てに共通するのが、予防安全機能“スマートアシストⅢ”を標準装備する他、ソファのように座り心地の良い運転席・助手席と、後席のゆとり。また、車内各所に点在する収納スペースも日々乗ることで使いやすさを実感できる。

メタリックでもソリッド感のある、はつらつとしたピンク色、ジューシーピンクメタリックは“スタイル”と“シルク”に設定されており、メーカーオプションでホワイトのルーフと組み合わせたツートーンカラーも選択できる。

ブーンの他に、ダイハツでは軽乗用車にピンク系のボディカラーを設定。スーパーハイトワゴンのタントの「ブルーミングピンク」をはじめ、ハイトワゴンのムーブ キャンバスに「ブルーミングピンクメタリック」、さらにミラ トコットには「ローズマリーマイカメタリック」、ミラに「ライトローズマイカメタリック」と絢爛だ。

《スズキ・スペーシア/チアフルピンクメタリック》

軽スーパーハイトワゴンのスペーシアには、ピンクでも赤みの強いチアフルピンクメタリックが設定されている。メーカーオプションでルーフ部分をホワイトにしたツートーンカラーも用意されている。モノトーンの場合、HYBRID Xグレードにはインテリアカラーがブラック、ベージュの2色が設定されている。ツートーンカラーの場合、インテリアカラーはベージュになる。

天井が高いスーパーハイトワゴンは開放感あふれるスクエアな室内を持ち、タテ×ヨコの空間をきっちり使い切り、あったらいいなと思える装備が手の届くところにある、とても実用的なタイプ。この基本性能に、これまでちょっと欲しかった“遊びココロ”も、きっちり取り入れたのがスペーシアだ。エクステリアをはじめ各部に、スーツケースをモチーフにしたデザインを取り入れ、実用一辺倒のスーパーハイトワゴンではなくなった。好きなボディカラーも一層映えるに違いない。

スズキではスペーシアの他、ハイトワゴンで個性的なキャラクターの持ち主、ラパンにコフレピンクパールメタリックが設定されている。こちらは少し淡い感じのピンク色だ。

《日産・デイズ/ブロッサムピンク(チタンメタリック)》

日産の軽ハイトワゴン、デイズには「X」「S」グレードに「ブロッサムピンク(チタンメタリック)」が設定されている。デイズでのツートーンカラーの設定はないが、日産のカスタマイズ専門会社、オーテックがデイズをベースに仕立てたカスタマイズ完成車「ボレロ」には、ブロッサムピンク(チタンメタリック)とホワイトルーフのツートーンカラーが設定されている。

ボレロのインテリア

しかも、ボレロはインテリアカラーが「モーブピンク」となっており、シート表皮の一部(座面・背もたれ)やステアリングの一部、インストルメントパネルのソフトパッドが「ピンク系」でまとめられており、乗るたびに気分上々となりそうだ。

デイズの派生モデル、スーパーハイトワゴンのルークスの「X」「S」グレードにブロッサムピンクが設定されている(モノトーン)。

《日産・マーチ/ナデシコピンク(パールメタリック)》

ビビッドな原色系のボディカラーの設定や、設定されるボディカラーの多さでボディカラーを“選ぶ楽しさ”で先鞭を着けたのが、リッターカーのマーチの先代モデル(2002年~2010年)だった。もちろん、現行モデルにもそれは受け継がれ、ピンク系では「ナデシコピンク(パールメタリック)」が設定されている。

また、グレードによって「パーソナライゼーション」として、ドラミラー、アウトサイドドアハンドル、フルホイールカバーをホワイトにすることができ、ピンクのボディにホワイトのアクセントを入れることができる。

マーチはコンパクトなリッターカーとして、1982年以来日産のエントリーモデルのポジションを担ってきた。特に第2世代モデル以降は、丸みを帯びたルーフラインや丸目のヘッドライト等、デザインでも親しみやすさを前面に打ち出し、現行モデル(第4世代)にも引き継がれている。日産で軽自動車を取り扱うようになり、エントリーモデルの選択肢が広がっているが、広い視界による運転のしやすさや各部の収納スペース、日々の使いやすさは健在だ。

《ホンダ・N-BOX/ビーチブロッサムパール》

コーディネートスタイル

2017年から2020年まで日本で最も売れたクルマの座に君臨した、ホンダの軽スーパーハイトワゴン、N-BOXにはビビッドというより落ち着いた色合いの「ピーチブロッサムバール」が設定されている。

昨年末のマイナーチェンジで「コーディネートスタイル」というグレードが加わり、ツートーンのボディカラーをブラウンルーフに統一し、クロームメッキのドアハンドル、ブラウンとシルバーのコントラストを持つディッシュホイールを装備。ピーチブロッサムパール+ブラウンという、ちょっとシックなツートーンも選べるようになった。

インテリアは、ダークブラウンの内装に加え、塗装加飾とシート表皮をブラウン色調にして仕立ての良さを引き立てている。

N-BOXはスーパーハイトワゴンとして、高いルーフを生かした広い室内空間と様々なシーンで感じられる利便性や実用性を持つだけでなく、しっかりした走行性能、従来の軽自動車にはなかったラージセダンと同等の先進予防安全装備を標準装備する等、軽自動車の概念を一変させ一躍人気モデルとなった。

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