GM、「2021エネルギー・スター」の最高賞「サステインド・エクセレンス」を10年連続で受賞

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ゼネラルモーターズ(GM)は4月19日、米国環境保護庁(EPA)および 米国エネルギー省より、「2021 エネルギー・スター・パートナー・オブ・ザ・イヤー(ENERGY STAR Partner of the Year)— サステインド・エクセレンス賞(Sustained Excellence Award)」を10年連続で受賞したと発表した。

 

「サステインド・エクセレンス」賞は、「エネルギー・スター」プログラムによって与えられる最高位の賞で、エネルギーの効率化を通じて気候変動対策と公衆衛生保護に長期的に取り組み、環境、経済および米国の国民のために事業価値向上の促進にリーダーシップを発揮している企業が選出される。

 

今回の受賞に際し、GMのサステナビリティ最高責任者であるクリステン・シーメン氏は、「米国環境保護庁から10 年連続で『エネルギー・スター』を受賞するという栄誉を受けるのは、ゼロエミッションの未来の実現に力を尽くしているGMの全従業員が認められたということです。我々は、あらゆる事業にサステナブル活動を組み入れるよう努めています。環境への負荷を減らすために、事業全体にわたってエネルギー消費量の低減と、エネルギー効率の向上に優先的に取り組んでいます」とコメントした。

 

GMは2010年、2020年までに二酸化炭素排出を20%削減することを約束し、2017年初めに達成。そして2021年1月、GMの会長兼CEOメアリー・バーラ氏は、米国の施設では2030年までに、世界では2035年までに100%再生可能エネルギー電力を使用するという前倒ししたエネルギー目標を発表した。さらに、2040年までに世界中で製品と事業活動の二酸化炭素排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの計画と、2035年までに新型の小
型商用車の排出ガスをゼロにする目標も発表している。

 

米国環境保護庁長官のマイケル・S・リーガン氏は、「『エネルギー・スター』を受賞したパートナー企業は、真の気候変動対策を提供することがビジネスにも良い結果をもたらし、雇用の拡大を促進することを世界に示しています。多くの企業が長年にわたって活動を続けており、気候変動に取り組み、クリーンエネルギー経済の実現に向け、まい進している我々を鼓舞してくれます」と語った。

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