BMW、「4シリーズ カブリオレ」を発売、高性能モデル「M440i xDriveカブリオレ」も設定

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ビー・エム・ダブリューは、オープン・エア・ドライビングが可能な「4シリーズ カブリオレ」を、全国の正規ディーラーを通じて2月25日より販売を開始した。なお、納車は3月以降を予定している。また、「 4シリーズ カブリオレ」をベースにしたMモデル「M440i xDrive Cabriolet」も設定し、本日より販売を開始。納車は3月以降を予定している。

 

「4シリーズ カブリオレ」は、スポーティでエレガントなデザインとダイナミックな運動性能を持つ「4シリーズ クーペ」をベースとして、屋根を開けることでオープン・エア・ドライビングを可能にしたモデルとなる。安全機能・運転支援システムは最新世代へと進化し、「4シリーズ」と同様に、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを標準装備し、運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を装備している。コネクティビティも大幅な進化を遂げ、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能となっている。Apple CarPlay への対応、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性を大幅に向上した。また、車両のキーを持たずとも、iPhone をドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠やエンジンの始動も可能となっている。

 

今回発表の「M440i xDrive Cabriolet」は、はサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルに位置付けられ、「4シリーズ カブリオレ」のスポーティかつエレガントなデザインに加え、Mパフォーマンス・モデル専用色となるセリウム・グレーをキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用することで、ハイ・パフォーマンス・モデルとしての存在感と個性を演出。また、トランク・リッドには、Mリア・スポイラーを装備し、空力特性を高め、高速走行時の安定性を向上させている。

 

「M440i xDrive Cabriolet」のパワートレインは、最高出力387PS(285kW)/5,800rpm、最大トルク500Nm/1,800-5,000rpmを発揮する直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、0-100km/h 加速は4.9秒を実現。また、BMWのインテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive(エックス・ドライブ)」や、Mアダプティブ・サスペンション、Mディファレンシャルによって、悪路でも安定したコントロールとスポーティな走りを実現することが可能となっている。

<18秒で開閉可能なキャンバス製ソフトトップを採用>

ルーフには、閉じている状態から約 18 秒で開けることが可能なキャンバス製ソフトトップを採用。フロント・デザインは、BMWのアイコンとなるキドニー・グリルを、1930年代に一世を風靡したBMW 328、1960 年代に登場のBMW 1600やBMW 2002同様に縦型にデザインすることで、スポーティかつエレガントなキャラクターを際立たせているほか、キドニー・グリルを大型化することで存在感を演出している。

 

リア・デザインにおいては、BMW伝統のL字型リア・コンビネーション・ライトに立体的かつ有機的な曲線を与え、ライト周りをブラックアウトすることで個性的なリア・ビューを表現した。

 

<高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載>

最高出力184PS(135kW)/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,350-4,000rpmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。WLTCモードでの燃料消費率 13.3km/Lの高い燃費性能を実現した。また、サスペンション取り付け部やアンダー・フレームを強化すると共に、高剛性ボディを採用することで、ロール剛性の強化、きれのあるスポーティなハンドリングに加え、屋根を開けた状態での衝突時における安全性能を向上させるため、カブリオレ・モデル特有の補強を施している。

 

<ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載>

BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能を搭載。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路 での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム。ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能となる。

 

<安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備>

高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準装備している。さらに、標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能を採用した。

 

<BMW コネクテッド・ドライブ>

車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供。さらに、2018年8月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。

 

<BMW Intelligent Personal Assistant(インテリジェント・パーソナル・アシスタント)>

BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI 技術を活用することで音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW 最新の機能。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習するほか、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能となっている。

 

<3年間の主要メインテナンスが無償となるBMWサービス・インクルーシブ・プラス>

3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMW サービス・インクルーシブ・プラス」が全車に付帯されている。

 

<価格(消費税込)>

  • 420i Cabriolet:641万円
  • 420i Cabriolet M Sport:696万円
  • M440i xDrive Cabriolet:1,089万円

 

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