スズキ財団、設立40周年を記念して「やらまいか大賞・特別賞」を創設 意欲的に挑戦し、優れた功績を上げた研究者を毎年顕彰

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公益財団法人 スズキ財団は2月19日、設立40周年を記念して、日本の機械工業技術の更なる発展を目的として、「何事もまずはやってみよう」という「やらまいか精神」で常に意欲的に挑戦し、優れた功績を上げた研究者を毎年顕彰する事業として「やらまいか大賞」と「やらまいか特別賞」を創設したと発表した。

 

「やらまいか大賞」は、国民生活用機械等の生産・利用・消費に係る科学的研究に関する発展に顕著な功績のあった研究者について顕彰し、「やらまいか特別賞」は、過去においてスズキ財団の科学技術研究助成及び課題提案型研究助成を受けたものの中から、その成果が将来に渡り、顕著である研究者について顕彰する。

 

第1回「やらまいか大賞」および「やらまいか特別賞」は、令和2年3月19日から4月17日まで募集を行い、審査委員会の審査を経て、令和3年2月19日にスズキ財団理事会にて受賞者を決定した。本事業は年一回実施し、大賞受賞者には賞状及び金杯、副賞として1,000万円、特別賞受賞者には賞状及び銀杯、副賞として300万円を贈呈する。

 

①やらまいか大賞

  • 受賞者:早稲田大学名誉教授 大聖泰弘(だいしょうやすひろ)氏
  • 受賞名:「自動車用エンジンの燃焼技術や排出ガス低減技術、次世代パワートレイン技術(電気自動車、ハイブリッド、燃料電池車)に関する研究及び産学連携の取り組み」

 

②やらまいか特別賞

  • 受賞者:東京大学 准教授 山下淳(やましたあつし)氏
  • 受賞名:平成19年度科学技術研究助成「顔検出と色特徴抽出による複数視点リアルタイム人物追跡システムの開発」の発展
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