横浜ゴムの天然ゴム加工会社が、タイの豪雨洪水被災地として支援物資を寄贈

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横浜ゴムは1月15日、同社の天然ゴム加工会社であるY.T. Rubber Co., Ltd.(ワイ・ティー・ラバー)が、同社が立地するタイ・スラタニ地区で発生した豪雨に伴う洪水で被災した世帯に2020年12月に支援物資を寄贈したと発表した。同社に隣接する2つの村で被災した全360世帯で、それぞれに米5kgと500mlペットボトル水12本を手渡しで配布した。

 

ワイ・ティー・ラバーは、従来より地域社会への貢献と信頼関係の構築を目指した活動を行っており、今回のような災害支援だけでなく、地域の各種イベントへの協賛や周辺緑化のための苗木の提供に加え、工場敷地内で生育している魚とパームヤシを食用や収益源として提供するなど地域発展に貢献する支援を積極的に行っている。また、横浜ゴムの「持続可能な天然ゴムの調達方針」に基づきタイ・スラタニ地区周辺における天然ゴム農園の訪問調査や天然ゴムの品質および生産性向上に向けたセミナーイベントを開催するなど、天然ゴム農家を支援する活動を実施している。

 

横浜ゴムグループは、CSR行動指針の1つに「社会の一員であることを忘れず、社会との共存共栄を図り、 ステークホルダーとの信頼関係を構築します」を掲げており、今後も事業活動を通した社会貢献にとどまらず、ボランティアや地域密着の社会活動に積極的に参加し、地域社会との相互発展に努めると述べている。

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