Fiat Chrysler Automobiles N.V.（フィアット・クライスラー・オートモビルズN.V.、以下FCA）（NYSE : FCAU／MTA : FCA）とPeugeot S.A.（プジョーS.A.、以下グループPSA）は、1月4日に開催された両社のそれぞれの株主総会において、FCAとグループPSAが合併して新たにStellantis N.V.（以下、ステランティス）を設立することを、両社の株主がほぼ満場一致（当該議案に対して99%以上の株主が賛成票を投じた）で承認したと発表した。
FCAの株主総会では合併関連議案としてステランティスの定款ならびに、すでに発表されている同社の取締役会構成案も決議しており、これらの決議事項は合併完了と同時に発効し、速やかに実行に移される。株主総会で決議された議案と投票結果は、FCAとグループPSAのウェブサイトに掲載されている（www.fcagroup.com; www.groupe-psa.com）。
株主総会の承認と、ここ一月ほどの間に欧州委員会及び欧州中央銀行を含む規制当局から受領した合併に対する許可を受け、FCAとグループPSAの両社は1月16日にも合併を完了する見込みとしている。
なお、ステランティスの普通株はイタリア・ミラノの電子株式市場（Mercato Telematico Azionario: MTA）とフランス・パリのユーロネクスト（Euronext）において、1月18日（月）より取引を開始する。また、ニューヨーク証券取引所では1月19日（火）から取引が開始される。
