アウトモビリ・ランボルギーニとレディー・ガガがコラボレーション、パンデミックの影響が深刻なコミュニティを支援するチャリティーキャンペーンを開催

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アウトモビリ・ランボルギーニは12月9日(イタリア現地時間)、同社とアメリカのシンガーソングライターで女優のレディー・ガガが、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行で特に深刻な影響を受けているコミュニティを支援する団体のための資金集めと、意識啓発を目的としたチャリティーキャンペーンを実施すると発表した。チャリティ懸賞では、レディー・ガガの最新ミュージックビデオ「911」で使用された「ウラカン EVO RWD」が賞品となっている。

 

懸賞への応募は11月5日から12月16日の期間、懸賞サイトOmazeのプラットフォームを通して実施された。応募の条件はなく、購入や寄付をしない人も対象としており、チャリティー懸賞によって集められた資金は、若者を支援し、若者と共に優しく勇気ある世界を創ることを目指す、レディー・ガガが設立した「ボーン・ディス・ウェイ財団」の支援に充てられる。また、様々な問題について全米各地で資金提供を希望する人たちと、その問題に取り組み、資金を必要としている活動団体とをつなぐ「トゥギャザー・ライジング」にも寄付される。

 

パンデミックによってもたらされた様々な困難に世界中が直面する中、心の健康を育む支援やツールの提供等、困難な状況下にある人たちのニーズに応えることはこれまで以上に重要になっており、アウトモビリ・ランボルギーニは、同社とレディー・ガガのコラボレーションとなる今回の取り組みでは、困難な状況に対して一人一人が行動することで世界を変えられるという認識のもと、個人間の連帯の価値観を促進し、貢献することを意図していると述べている。

 

<ボーン・ディス・ウェイ財団>

ボーン・ディス・ウェイ財団は、若者のメンタルヘルスを支援し、若者と共に優しく勇気ある世界を創っていくために、レディー・ガガと母親のシンシア・ジャーマノッタが共同で設立した財団。影響力の大きいプログラムの実施、若者主導の対話、戦略的かつ横断的なパートナーシップを通して、優しさはクールであるという認識を浸透させ、若者の感情を受け止め、メンタルヘルスにまつわるスティグマをなくすことを目指している。

 

<トゥギャザー・ライジング>

グレノン・ドイルが2012年に設立したトゥギャザー・ライジングは、人々の心の傷を効果的な行動へと変える組織。ギリシャの難民キャンプの沖合で溺れる子供を救出すること、シングルマザーが乳がん治療を受けられるようにすること、米国国境で離ればなれになった家族を再会させること等、トゥギャザー・ライジングは人々が何に心を痛めているかを見つけ出し、それぞれ深刻な問題に取り組む個人や団体につなぐ。

 

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