住友ゴムは12月14日、トヨタが12月9日に販売を開始した燃料電池車の新型「MIRAI」の新車装着用タイヤとして、FALKEN(ファルケン)「AZENIS FK510(アゼニス エフケーゴーイチゼロ)」の納入を開始したと発表した。
今回装着される「AZENIS FK510」は、FALKENブランドのフラッグシップタイヤで、欧州においても高い評価を得ており、接地圧分布を最適化する非対称パターンの採用や、円形に近いプロファイルでサイドウォールの柔軟性を高めることで、高速域での優れた操縦安定性能を実現している。コーナリング時においては、非対称パターンがタイヤの接地面にかかる圧を均等に近づけることで、ドライバーのハンドリングをアシストする。これらの技術により、燃料電池車の枠組みを超え、高い走行性能を求めた新型「MIRAI」の上質な乗り心地に貢献している。また、従来型よりも大径のタイヤが装着されたことで、ダイナミックさと疾走感溢れる新型「MIRAI」をタイヤでも演出している。