タイムズモビリティは、同社が運営するカーシェア リングサービス「タイムズカーシェア」が板橋区の公用車として導入されることが決定したと発表した。12月1日よりカーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」の電気自動車（以下、EV）などを板橋区所有地に配備し、板橋区職員はもちろんタイムズカーシェア会員も利用可能にする。
自動車業界では世界的にEVシフトの動きが活発化しており、国内においても脱炭素社会の実現に向けて2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする方針を政府が示しており、EVやFCV（水素自動車）へのシフトは今後さらに加速度的に進むことが想定されている。
タイムズモビリティでは、上記のような自動車業界の動きに合わせ、EVによるカーシェアリングの運用体制を早期に構築するべく、昨年度より首都圏を中心にEVを100台導入してきた。また以前より自治体と連携を図り、タイムズカーシェアのEVを公用車として庁舎周辺駐車場に設置し、職員と地域住民によるクルマの共用を可能とするなど、カーシェアリングの特性を生かした取組みも進めている。
今回の取り組みでは、板橋区がタイムズカーシェアのEVなどを公用車として採用し、区が提供する区役所周辺の駐車場に車両を2台配備する。板橋区は、EVを含むカーシェアリングを公用車として使用することで、環境負荷低減に貢献するだけでなく、公用車削減による維持費・管理費などのランニングコスト削減にも繋げるとしている。さらに区民へのEV普及に向け、公用車としての利用がない時間帯には一般のタイムズカーシェア会員の利用も可能とする。
タイムズモビリティは、今後も自治体や企業と連携し、環境負荷低減の実現に向け取り組んでいくと述べている。
＜ステーション詳細＞
- ステーション名：板橋区役所前駐車場
- 住所：東京都板橋区2-58-1
- 車種：日産／リーフ（1台）、ホンダ／N BOX（1台）
