今売れてる輸入車はコレ!20年度上半期の人気モデルBEST20

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第6位 フォルクスワーゲン・ポロ (3299台)
ゴルフと並ぶフォルクスワーゲンの代表モデル。ゴルフよりも一回り小さいコンパクトカーだが、2018年に登場した6代目となる現行モデルはボディが拡大され、ほぼ4代目ゴルフ(1997年-2006年)と同等のサイズとなった。

とはいえ、全長4060mm×全幅1750mm×全高1450mmのボディサイズは街中でも扱いやすいサイズ。価格も219.3万円からと手頃なことも人気の要因といえるだろう。

フォルクスワーゲン ポロ

 

第5位 フォルクスワーゲン・T-クロス (3437台)
「ポロ」をベースにしたコンパクトSUV。日本では2020年1月に販売が開始された最新モデルだが、早くも5位にランクインするという好調なスタートとなった。

フォルクスワーゲンでは最小のSUVとなるモデルで、ボディサイズは全長4115mm×全幅1760mm×全高1580mm。トヨタ・ヤリスクロスよりもやや小さいボディに1Lの3気筒ターボエンジンを組み合わせており、日本の道路環境にも最適なモデル。人気を集めるのも納得だ。

フォルクスワーゲン T-クロス

 

第4位 BMW・3シリーズ (3454台)
BMWを代表するセダン/ステーションワゴン。現行モデルは7代目で2019年1月より販売を開始。以来、堅調な推移を続けている。さすがは超定番モデルだ。

この3シリーズの特徴は、高度な運転支援技術が搭載されていること。手離し運転も可能な「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」をはじめ、直前に前進したルートを記憶し、そのままバックできる「リバース・アシスト機能」、会話するように車両を操作できる「パーソナル・アシスタント機能」などを搭載している。スポーティかつ実用性の高いモデルだ。

BMW 3シリーズ

 

第3位 メルセデス・ベンツ Aクラス (4076台)
メルセデスの中で最小となるモデル。先代までは5ドアハッチバックのみのラインナップだったが、現行モデルではセダンも追加され、選択の幅を広げている。

2018年登場と新しいだけに装備の先進性や充実度は高く、音声対話で各種操作ができるMBUXも搭載するなど、エントリーモデルとは思えないほど。走行性能も高く幅広いユーザーから支持を集めるのも納得できる実力モデルである。

メルセデス・ベンツ Aクラス

 

第2位 フォルクスワーゲン・ゴルフ (4785台)
すでに本国では昨秋から新型の8代目モデルが販売されており、国内では間もなくモデルチェンジされる予定。このため国内ではモデル最末期にあたることになるが、それでも2位の販売台数はさすがだ。

この原動力となっているのが、19年8月に国内導入されたディーゼルモデル。クルマそのものとしても熟成された最終型にあたるため完成度が高く、発売と同時に人気を集めている。もともとゴルフは最終型狙いのファンが多い傾向にあるが、ディーゼル追加はそれに輪をかけたような形となっており、下半期も引き続き高い人気が続きそうである。

フォルクスワーゲン ゴルフ

 

第1位 MINI (9458台)
堂々の1位は「MINI」。台数では2位のゴルフにほぼ倍の差をつけており、まさに圧勝。なお半期ごとのランキングで見るとMINIは15年度下半期からトップを続けており、今回でV10達成である。

現行モデルはBMW MINIとなってから3代目。2014年の登場時はボディが拡大されたことで否定的な見方もあったが、居住性が大きく改善されたことの方が評価されたといえるだろう。パーソナルな小さなクルマから、ファミリーで使える実用性の高いクルマとなったことで、より多くのファンを獲得したといえる。それでいて従来からの趣味性や個性を失っていないことが、長らくトップを堅持している理由といえそうだ。

基本形の3ドアハッチバックから5ドア、コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバーとボディタイプも多く、またハイパフォーマンスの「ジョンクーパー・ワークス」も充実。パワートレーンもガソリンからディーゼル、プラグインハイブリッドと選択肢が多く、好みの1台を選ぶのに困らない。カジュアルな雰囲気も現在のユーザーニーズによくマッチしているといえるだろう。(編集部)

MINI
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