日本ミシュランタイヤ、「ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021」発売に先立ち岡山県のセレクションを発表

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日本ミシュランタイヤは10月2日、厳選した飲食店・レストラン、宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド京都・大阪」に、2021年度版に限り岡山県全域を加えた「ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021」を10月9日に発売するのに先駆けて、岡山県のすべてのセレクションを発表した。

 

国内25エリア目となる岡山県をミシュランガイドの専任である匿名調査員が全面的に調査し、厳選した岡山県の飲食店・レストランの掲載件数は193軒、旅館5軒、ホテル6軒となり、総掲載軒数は204軒となった。

 

 

 

ミシュランは持続可能なモビリティを世界的に積極的に推進しており、今年からミシュランガイドでも持続可能なガストロノミー(美食)を実践する最前線にいる飲食店・レストランの取り組みに光を当てている。調査員は料理の評価と同時に、飲食店・レストランのサステナブルな取り組みを調査し、エコシステム全体を評価した。そして真に献身的で、革新的な施設をグリーンスターとして紹介するほか、グリーンスターに向かいポジティブなアクションをしている施設をポジティブステップとして、「ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021」から掲載を始める。

 

<岡山県 セレクションの特徴>

  • 二つ星は2軒。日本料理「喰切料理八方」/岡山市は大阪仕込みの料理スタイルで、厳選された素材に、昆布を利かせ、塩味を基本とした料理を提供する割烹店。寿司「鮨縁」/岡山市は主に瀬戸内海で上がる魚をネタに、工夫を凝らした仕事を施す、独創性豊かな寿司店。
  • 一つ星は日本料理10軒、寿司3軒、イタリア料理3軒、中国料理1軒、フランス料理1軒で、中でもイタリア料理「頭島レストランクチーナテラダ」/備前市はグリーンスターのレストランで、地域活性化のために備前市と提携して島に開業した。日生の漁師から仕入れた魚介、近隣で育てられた野菜や米を使い、地産地消を実践している。
  • 28軒のビブグルマンは12種類の料理カテゴリー、7市町村から掲載された。
  • グリーンスターは8軒、ポジティブステップの飲食店・レストランは6軒で、無農薬による自家栽培の穀物や野菜、フードロスの削減、生ごみの堆肥化、地産地消、環境保全などに積極的に取り組む飲食店・レストランが掲載された。
  • ママカリ、鰆、たこ、牡蠣、シャコ、渡り蟹など、瀬戸内海の魚を使った料理、ばら寿司、デミカツ丼、ひるぜん焼きそばやホルモンうどんなど、ご当地のバラエティ豊かな料理を提供する飲食店・レストランが掲載された。たこ料理はミシュランガイドに初めて登場する料理カテゴリーとなった。
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