Mobility Technologies、次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」に、新たに急後退検知をデフォルト機能として追加

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株式会社Mobility Technologies(MoT)は、自社が提供する交通事故削減支援を行う次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」に、9月1日よりタクシーや社用車などの普通自動車向け新機能として、従来のAIによる危険シーン検知7項目に新たに急後退検知をデフォルト機能として追加リリースすることを発表した。なお、新たな車載機器の設置やオプションサービスとしての申し込み不要で、車載機器のソフトウェアアップデートのみで活用可能。

 

「DRIVE CHART」は、タクシー、営業車、トラックなど、プロの現場で多く採用されている交通事故削減支援サービスで、現在契約車両は約1.5万台と関東・中京・京阪神エリアを中心に全国に広がっている。ドライブレコーダーをベースとした専用車載器から得られる各種データから、交通事故に繋がる可能性の高い危険シーンを自動検知し、ドライバーの運転傾向を分析することにより、一時不停止など自身では認識しにくい危険運転を可視化する。ドライバー自身だけではなく、運行管理者による一括管理を実現することが可能なほか、個別最適化された運転改善方法を提案することによって交通事故削減の効果が期待できる。

 

今回は、脇見・車間距離不足・一時不停止・速度超過・急ハンドル・急加速・急減速の7項目に加え、発生事故原因の約4割を占め、運行管理者から多くリクエストがあった後退事故の削減に向けて急後退(停止してから短時間で後退を開始)の検知を実現した。急後退が検知された際の場所と車内映像がセットでレポート提供されることにより、後退事故の要因や急後退発生時の傾向分析が可能となる。

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