国交省、令和2年度自賠責制度広報・啓発活動を実施

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国土交通省は8月31日、9月1日より1ヶ月間、自賠責制度の広報・啓発活動を実施することを公表した。

 

自動車損害賠償責任保険・共済(以下、自賠責保険)は、交通事故発生時における被害者の基本的な対人賠償を確保するため、自動車損害賠償保障法により道路を走る全てのクルマ・バイクに加入が義務付けられている強制保険。無保険の状態で交通事故を起こした場合、加害者は刑事処分・行政処分の対象となるばかりではなく、多額の損害賠償金を自己負担することになり、被害者への損害賠償にも支障をきたすことがある。

 

同省では、例年9月を「自賠責制度広報・啓発期間」と位置付け、自賠責制度の重要性や役割、無保険車運行の違法性等について広報・啓発活動を実施し、自賠責保険への加入促進を図っている。本年度は「忘れていませんか?『自賠責保険・自賠責共済』」の標語の下、下記のとおり自賠責制度広報・啓発活動を実施する。

 

<「自賠責制度の広報・啓発活動」実施内容>

◆期間:令和2年9月1日(火)~9月30日(水)

◆主な実施事項

  1. ポスタエー掲示・リーフレット配布:関係機関・団体や学校等において、自賠責制度の重要性や役割等を紹介するポスターの掲示及びリーフレットの配布を実施。
  2. 関係業界等と連携した街頭広報活動の実施:運輸支局において、地域の損害保険会社や代理店等と共同し、街頭における自賠責制度の広報・啓発活動を実施。
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