パーク24、8月14日時点における新型コロナウイルス感染症の対応状況及び影響を公表

業界ニュース

パーク24は、8月14日時点における自社グループでの新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の対応状況及び影響について、以下記載の通り公表した。

 

①パーク24グループのカスタマーへの対応

3月上旬から、混雑を避ける移動手段の一つとして通勤等でカーシェアを活用しやすくするため、ナイトパック(18 時-翌9時)を特別価格で提供するキャンペーンを実施してきたが、8月3日より駐車料金も含めた新しい価格での「タイムズカーシェアの『駐車場付ナイトパックキャンペーン』を開始した。

 

②パーク24グループの社員への対応(主に国内における対応)

7月下旬から各事業所内滞在率 30%以下を目安として、引き続きフレックスタイム勤務や変形労働制及び在宅勤務の活用、自社モビリティサービス(タイムズカー等)の利用を推奨することで事業活動を実施。

 

③7月の各事業並びに業績における影響

  • 駐車場事業国内:7月は感染者数が全国的に増加したことに伴い各自治体が警戒レベルを引き上げ、移動自粛要請を行ったこと等の影響により、回復度合いが5-6月と比較すると若干鈍化し、売上高前年同月比は 86.3%(前月比▲0.8pt)となった。
  • モビリティ事業:各モビリティサービスの利用状況については、カーシェアは移動自粛要請等による影響があったものの、第4週(7月20日週)の4連休に個人利用が大きく増加したことにより売上高前年同月比及び1台当たり売上高前年同月比は100%を超える水準に回復している。レンタカーは、利用料売上高は6月より回復してきたが、国内旅行やインバウンド共に需要が大きく落ちていることから、売上高前年同月比は6月と同水準となっている。また、タイムズカーの会員数は順調に増加し、前月差+19 千人の 1,432 千人となった。
  • 駐車場事業海外:駐車場事業海外においては、各展開国で5月より更にロックダウンや移動・行動制限令等の段階的な緩和がなされたことにより、各国とも稼働が回復してきたが、オーストラリアの一部の都市で再び感染者数が増加したことに伴う制限強化が行われる等、一進一退の状況が続いている。
    ※ 海外は1か月遅れての連結となるため、自社グループ7月の状況=海外6月の状況となる。
    ※ オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、英国、台湾、韓国(韓国は持分法適用会社)
  • 月次連結業績:以上の結果、7月の連結売上高の当初計画比は 76.1%(修正計画 69.6%)となった。

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