アルプスアルパイン、車載事業強化を目的に株式会社アサヒの株式を追加取得

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アルプスアルパインは、7月17日、一部株主との間で、株式会社アサヒ(以下、アサヒ)の株式の一部を譲り受けることを2020年7月に合意したことを公表した。なお、株式取得完了後、アサヒはアルプスアルパインの持分法適用会社となる予定となっている。

 

 

アルプスアルパインは、今回の追加取得により、アサヒ株式の39.9%を保有し、これまで構築してきた業務提携関係をより一層加速させるとともに、同社が持つきめ細やかな生産対応力を生かした車載関連ビジネスの強化に取り組んでいくと述べている。

 

アサヒでは、1961年に創業し、これまで車載オーディオ・電装品を中心に高水準の製品を設計・開発・製造しており、アルプスアルパインは、2015年5月にアサヒの株式の18.9%を取得し、同社と業務提携契約を締結。以降、人材交流をはじめ、アルプスアルパインが持つ品質評価技術など経営資源の有効な補完関係を構築し、両社の事業拡大に取り組んでいる。

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