【ワンダー速報】「N-BOXを超えたか?」今買えるベスト軽自動車!元N-BOXオーナーが新型日産・ルークス試乗レビュー!

試乗レポート

2020年3月にデビューしたものの、新型コロナウイルスの影響で新車効果もままならず不遇のフルモデルチェンジとなった新型日産・ルークスですが、試乗してみてびっくり!すごくオススメできるハイテクな軽自動車になっていました。

つい数ヶ月前までホンダ・N-BOXカスタムターボに乗っていた元オーナーの視点で比較しながら、新型ルークスを試乗レビューします!

新型ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション1,932,700円(写真左)
新型ルークス ハイウェイスターX プロパイロットエディション 1,843,600円(写真右)

試乗車は新型ルークスのハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションと、NAモデルのハイウェイスターX プロパイロットエディションの2台。ターボとNAを乗り比べました。

■エクステリアは上手く差別化してプレーンなデザイン

もともと先代はデイズルークスと言う名称でしたが、フルモデルチェンジを機にデイズの名前が外され、ルークスになりました。

新型ルークスのエクステリアは、デイズにも似たVモーショングリルと呼ばれるVの字をモチーフにしたメッキが縁取られたグリルが特徴的ですが、個人的にはデイズよりもシンプルな表情になって好印象です。

グリル周りもピアノブラックのパネルや切れ長のヘッドライトなど、軽自動車とは思えない質感演出に驚きます。

ターボとNAのエクステリアの違いは、ターボが15インチタイヤ&アルミホイール、NAが14インチタイヤ&アルミホイールとなる

機能面でも軽自動車とは思えない高機能なものが採用され、なんとヘッドライトは対向車や先行車をカメラで読み取りその部分だけ遮光するハイテクなアダプティブハイビームシステムが採用されています。これはホンダのN-BOXやN-WGNでもまだハイ・ローの自動切り替えのオートマチックハイビームに留まっているので、それを凌ぐ性能を有しています。

さらにLEDデイライトも装備されているので、昼間の対向車への視認性も高める安全性も考慮されています。

オプションにはなりますが、ツートンカラーも用意されており、背の高い軽スーパーハイトワゴンでも単調に見えない工夫がされています。

また、サイドビューでは、ガラスとCピラーがブラックアウトされ、リアまで貫通するようなデザインになっており、あたかもルーフが浮いているようなフローティングルーフデザインが特徴。ボディサイズは軽自動車の規格があるので、どのメーカーも個性を出すように思慮していますが、日産の新型ルークスもしっかりとした個性を演出していました。

サイドのガラスがリアまで貫通して屋根が浮いているように見えるフローティングルーフデザイン

■内装も軽自動車を超えた質感と装備に驚いた!

続いては新型ルークスの内装ですが、これもライバルであるN-BOXを超えるべく、質感と装備を惜しげもなく投入しています。

ドアトリムにもファブリックが貼られ、ピアノブラックの化粧パネルが付くなど、プラスチッキーな内装のタントやスペーシアを凌駕するものになっています。

インテリアデザイン自体はオーソドックスながら、エアコンの操作パネルは先代ルークス同様にタッチセンサー式のスイッチを採用。

ピアノブラックの化粧パネルと共に、質感もよく見えます。

インテリアデザイン自体はオーソドックスながら、収納は豊富で使い勝手は良い

ダッシュボードやエアコンの吹出口周りはN-BOXのほうが質感演出は上手いものの、新型ルークスでは電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドも採用。

これはN-BOXやタント、スペーシアにも採用されておらず、軽スーパーハイトワゴンの中では初となります。

さらに、ステアリングホイールも日産の普通車と共通となっており、ターボモデルでは本革巻きで質感も十分。特筆すべきは、新型ルークスでも日産の運転支援「プロパイロット」が採用されており、ステアリングホイールのブルーのプロパイロットボタンを押せば、先行車をレーダーで検知し車間を維持して完全停止までサポートしてくれる、全車速追従タイプのアダプティブクルーズコントロールに加えて、同一車線の中央を維持するようにステアリング制御までしてくれます。このように高級車顔負けの先進の運転支援が採用されており、N-BOXだけでなく、タントやスペーシアなども含めた、軽スーパーハイトワゴン随一の機能となっています(2020年7月時点)。

軽スーパーハイトワゴンでは初となる、電動パーキングブレーキとブレーキフルードを採用

さらに、アラウンドビューモニターという、いわゆる360°カメラも用意されているのも、N-BOXにはない装備です。

内外装は以下の動画でもインプレションしています!

■後席とラゲッジの使い勝手もN-BOX以上?

後席ではやはりスーパーハイトワゴンらしく両側パワースライドドアがとても便利です。しかも荷物で手がふさがっているときでも開閉できるハンズフリータイプなのは嬉しいです。

新型ルークスの後席はロングスライドが可能で、N-BOXのようにシート座面の跳ね上げこそ出来ないものの、膝前のスペースはコブシ4つ分以上と、足を組む余裕もあります。

さらに、快適パック(3.3万円)をつけると、前席シートバックテーブルが運転席助手席ともに付くという便利さ。N-BOXではグレードによってはオプションで片側にしか装備できませんでした。そして快適パックには後席USBポートも含まれているので、絶対つけたほうが良いですね。N-BOXでは後席USBポートはありませんでした。

新型ルークスのラゲッジスペースも工夫がされています。ラゲッジ側からも後席がスライド可能になっており、荷室スペースを拡大できるのは良いですね。

ラゲッジ側からでも楽に後席をたたむことも出来ます。後席をたたむと、完全にフラットでありませんが、広大な荷室スペースになります。

■ターボとNAなら、断然ターボがおすすめ!

続いては走りのインプレッションですが、日産の軽自動車はマイルドハイブリッドが採用されているのがライバルメーカーに対して優れている点ですね。

燃費的にはそれほど差があるとは思いませんが、エンジン始動時にセルが回る音や振動が少ないので、振動騒音面でメリットが大きいです。

ターボモデルでは15インチのタイヤ&アルミホイール、NAモデルでは14インチが採用されていますが、個人的には走りの質感的にも乗り心地的にも15インチのほうが好ましく感じました。

また、加速フィールにおいても断然ターボのほうが良いですね。というか、NAはオススメできないです。

信号停車時からの発進加速においても、NAでは床までベタ踏みしても回転数はレッドゾーン近くまで回るもののスピードが全然伸びません。街乗りの買い物や送り迎えのみに限定するならそれほど不便はないかもしれませんが、高速に乗ったり、流れの早いバイパスなどを走行することが多い人は、加速に時間がかかりすぎて後続車からプレッシャーを感じるシーンがありそうです。価格差9万円ほどで、アルミホイールも15インチになるなら、断然ターボ車をおすすめします。

NAにおいてもターボにおいても、エンジンの出力はホンダのN-BOXのほうが力強い感じはしますが、新型ルークスもターボなら街乗りから高速まで過不足なくこなせるはずです。

乗り心地自体は、軽自動車としてはかなりよく出来ているほうで、シートのクッション厚も取られているので突き上げなどは体に伝わってくるのは抑えられています。後席においても乗り心地はN-BOXより良いかも。

そして特筆すべきはやはりプロパイロットで、全車速追従タイプのアダプティブクルーズコントロールと、同一車線維持をしてくれるステアリング制御まであるのは素晴らしいです。N-BOXでは電動パーキングブレーキも非採用なので、アダプティブクルーズコントロールは30km/h未満では作動しません。また、レーン維持も60km/h以上じゃないと作動しないなど、日産のプロパイロットと比較すると性能が確実に劣ります。

これはN-BOXに限ったことではなく、タントやスペーシアでも電動パーキングブレーキ非採用なので、停止保持がないなど、日産のプロパイロットより確実に劣っています。

走行インプレションは以下の動画でも確認できます!

■今買える軽スーパーハイトワゴンの中では珠玉の出来!

見た目にも質感高く、装備面でもライバルを凌駕したものが奢られ、軽自動車はおろか普通車すら凌ぐ運転支援や安全装備も採用された新型ルークスは、2020年7月時点では間違いなくオススメできる軽自動車と言えます。

運転席を身長173cmの私に合わせた状態で、後席足元はコブシ4つ分くらいあり、足が組めるほど広い

コロナショックで新車効果が打ち消され不遇のデビューとなった新型ルークスでしたが、2020年6月期の新車販売ランキングでは、N-BOX・ライズ・スペーシア・ヤリスに次いで5位にまで復調しています。

昨今明るいニュースの少なかった日産だけに、今後巻き返して人気モデルになることを期待しています。

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[ドラヨス]
月間86万PVのブログ「ワンダー速報」と、登録者数10万人、月間300万再生以上のYouTubeチャンネル「ワンソクtube」の管理人。
クルマ買うチューバーを自称し、2か月に1台のペースでクルマを購入してレビューするスタイルが好評。

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