アウディ ジャパンは、プレミアムコンパクトSUV 「 Q3」のフルモデルチェンジを8年ぶりに実施し、あわせてプレミアムコンパクトクロスオーバーSUVの「Q3 Sportback」を設定し、8月19日より、全国のアウディ正規ディーラー（125店舗、現時点）を通じて販売を開始する。
今回発売される新型「 Q3」および新型「Q3 Sportback」は、Qファミリー専用にデザインされたオクタゴン（八角形）のシングルフレームグリル、シャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレット、特徴的なバンパーにより力強くスポーティな印象へと生まれかわったのに加え、前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、SUVならではの力強さを表現している。また、「Q3 Sportback」は、「Q3」よりも全高が約4.5cm低く、クーペのエレガントさを備えている。
インテリアでは、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインがインストルメントパネルに配されているほか、アウディの上位モデルから受け継がれた10.25インチのフル液晶ディスプレイ式デジタルインストルメントクラスターやタッチスクリーンを備えた MMIなどが採用されている。また、アウディプレセンスフロント、アウディサイドアシスト、アウディアクティブレーンアシスト、アダプティブクルーズコントロール、サラウンドビューカメラなど、さまざまなセーフティ機能やドライバーアシスタンスシステムを搭載している。
新型「 Q3／Q3 Sportback」は、約4.5 mの扱いやすい全長でありながら、旧型比で75mm長くなったホイールベースにより広い居住空間を確保。後席のヘッドクリアランスにおいても、旧型比で7mm拡大している。ラゲッジスペースは通常時で70ℓ拡大し、530ℓというクラストップレベルの収容力を誇り、リヤシートは前後スライドやリクライニングが可能で、リヤシートを格納すれば最大1,525ℓ （Sportbackは1,400ℓ） までスペースが拡大される。また、フロアボードは高さの変更が可能で、フロア下にリヤパーセルシェルフを格納できるなど、さまざまなアレンジが可能となっている。
ボディにおいては、軽量化と高いボディ剛性を両立。エンジンは、従来の1.4 TFSIを進化させた新開発の1.5 TFSIと、クリーンディーゼルの2.0 TDIの2種類を用意した。1.5 TFSIでは、より高圧の直噴システムの採用などにより最高出力 150ps、最大トルク 250Nmを発揮し、加えて気筒休止システムのシリンダーオンデマンド （cod） の採用により省燃費を実現している。また、2.0 TDIでは、 340Nmの強力なトルクと低燃費性を両立。いずれもトランスミッションには7速Sトロニックを採用し、2.0 TDI搭載モデルには、電子制御式油圧多板クラッチを用いたquattro（クワトロ）フルタイム四輪駆動システムを組み合わせることで、安定した加速とコーナリングなど優れた走行性能を実現している。
＜価格（消費税込）＞
- 「Q3」：438万円～543万円
- 「Q3 Sportback」：452万円～563万円
