スマートドライブ、マレーシアに現地法人SmartDrive Sdn Bhdを設立

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モビリティデータを活用したサービスを提供する株式会社スマートドライブは、マレーシアに現地法人SmartDrive Sdn Bhdを設立し、当地における本格的な事業の開始およびサービスの提供を開始したことを発表した。

 

スマートドライブは、創業時より海外展開を構想し、2019年11月にマレーシアのセランゴール州にオフィスを開設し、事業開発を推進してきたが、今回、現地法人SmartDrive Sdn Bhdを設立、2020年6月より現地事業を開始した。

 

スマートドライブは、マレーシアにオフィスを開設以来、積極的に事業を行ってきたが、新型コロナウィルス感染症の拡大による休止期間を経て、事業の本格稼働およびサービス提供を開始。現地の日系企業や政府とも連携し、現地の事情やニーズを見極めながら事業の拡大を図っており、すでに、安全運転を促進する「SmartDrive Cars」をはじめ、自社サービスの導入を進める企業も出てきていると述べている。

 

「SmartDrive Cars」は、安全運転することでポイントが付与されクーポンと交換できるサービスで、車での通勤時などに「混雑していないルートを通るとポイント付与」や「安全運転でクーポンを付与」を行うことにより、楽しみながら運転時の安全意識を向上させ、交通量の分散や事故の削減などにも寄与することを目指したサービス。

 

スマートドライブは、経済発展の目覚ましいマレーシア、そして東南アジアにおける、移動に関する課題(交通事故や交通渋滞)については大きな社会課題となっており、今後の経済成長を阻害する要因として問題視されている状況を受け、マレーシアでの事業拡大を足がかりに、東南アジアに広がる社会課題の解決への一助となるべく、モビリティに関わるサービスの開発・提供に今後も努めていくと述べた。

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