三菱自、自動車リサイクル法に基づく2019年度の再資源化等の実施状況を公表

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三菱自動車は6月30日、自動車リサイクル法(正式名称「使用済自動車の再資源化等に関する法律」)に基づき、2019年度(2019年4月~2020年3月)における自動車シュレッダーダスト(ASR:Automobile Shredder Residue)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の再資源化等の実施状況を公表した。

 

三菱自動車は、2019年度の実施状況の概要について、ASRの引き取り量は、217,915台分(31,655トン)で、30,560トンを再資源化した結果、再資源率は96.5%となり、法定基準値(70%)を達成。エアバッグ類は、158,464台分(543,957個)を引き取り、再資源率は94.5%で、法定基準値(85%)を達成。フロン類の引き取り量は、187,548台分(42,680kg)となり、適正に処理したと述べている。

 

また、これら特定3品目の再資源化等に要した費用総額は、1,779,870,743円で、資金管理法人(公益財団法人 自動車リサイクル促進センター)から払い渡しを受けた預託金総額は2,065,867,791円、全体収支は285,997,048円の黒字となり、このうち、200,000,000円を公益財団法人 自動車リサイクル高度化財団(J-FAR)へ搬出。なお、今後の新型車についても、再資源化処理コストの低減を継続し、カスタマーのリサイクル料金負担の更なる提言を図っていくと述べた。

 

【2019年度 特定3品目の再資源化等の実施状況】

①対象期間:2019年4月1日~2020年3月31日

 

②再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況

 

③再資源化の状況

 

④資金管理法人から払い渡しを受けた預託金及び再資源化等に要した費用

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