Mobility Technologies、タクシーアプリ「JapanTaxi」から車いす対応タクシーの指定注文ができる機能を開始

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Mobility Technologies(以下、MoT)は、自社が展開するタクシーアプリ「JapanTaxi」において、車いす対応の研修などを受けた乗務員が乗務するユニバーサルデザインタクシーを指定注文できる機能を、6月24日(水)より開始した。なお、初めは京都の都タクシー株式会社の車両から機能対応を開始する。

 

MoTは、「JapanTaxi」アプリについて、翌日や1時間後といった先の予定に合わせた予約機能や、空港定額、車種指定といったユーザーの細かなニーズに応える機能を備えるタクシーアプリで、今回は、更なる移動ニーズに応えるサービスとして、アプリから車いすでのタクシー乗車を指定注文できる機能を開発。上記により、車いす対応研修などを受けた乗務員が乗務するユニバーサルデザインタクシーを指定注文することが可能となると説明している。

 

初めは、京都市内などを主な営業エリアとする都タクシーが所有する車両のうち50台以上が機能対応する。上記機能は、株式会社ミライロ監修のもと開発を行っており、今後も利用状況にあわせたサービス改善を行っていく予定と述べている。

 

<車いす対応車指定機能 概要>

◆開始日: 2020年6月24日(水)

◆対応エリア・事業者: 京都(京都市内) ・都タクシー株式会社

◆手順: 1.乗車場所にピンを置く 2.降車場所にピンを置く 3.車種で「車いす対応」を選択 4.「今すぐ呼ぶ」を押下し注文

◆注意事:

  • 車いすのタイプによっては利用できない場合があるので、ユニバーサルデザインタクシーの対応可能な車いすサイズなどは事前に要確認。
  • 乗車場所は周囲のスペースが十分に確保できる安全な場所を指定。
  • アプリ上ではユニバーサルデザインタクシーの型式等を指定することは不可。型式等の指定を希望する場合はタクシー会社へ直接注文が必要。
  • アプリ上では介護保険適用タクシーの予約や注文は不可。
  • アプリ上での注文では障害者割引は自動適用されない。支払い時に障害者手帳・障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示等の手続きが必要。
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