国交省、新東名高速道路「御殿場JCT~浜松いなさJCT」間の6車線化運用を今年度中に開始

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国土交通省は、新東名高速道路の“御殿場JCT~浜松いなさJCT”間の6車線化事業について、平成30年6月に閣議決定された「未来投資戦略2018」において、物流の生産性向上等のために講ずべき施策として新東名高速道路6車線化等を位置付けたことを受け、同年8月に中日本高速道路株式会社に対して事業許可を行い、このうち、繁忙期を中心として交通集中が発生している長泉沼津IC~藤枝岡部IC間(延長約72km)の下り線をはじめとした区間の6車線運用(片側3車線)を、7月16日に開始する予定となったことを公表した。

 

また今後、事業の完了した区間から順次6車線運用を開始し、今年度中には、御殿場JCT~浜松いなさJCT間において、6車線運用を開始する予定としている。

 

国土交通省は、今回の6車線化により、大型車と普通車の混在が緩和されることによる円滑性や、無理な追い越しが減少することによる安全性が向上するのに加え、利用実績が拡大しているダブル連結トラックの安全走行に寄与するなど物流の生産性向上も期待されると述べている。

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