トヨタモビリティ東京に江戸川区が感謝状を贈呈

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本年4月末より、都内自治体や医療機関にコロナウイルス感染者移送用の車両を提供しているトヨタモビリティ東京(片山守社長)に6月11日、江戸川区から感謝状が贈られた。

同社と江戸川区は、昨年7月4日に地域活性化包括連携協定を締結しており、区からの要請を受け同社は4月末、軽症者移送車両(飛沫循環抑制車両)としてジャパンタクシー2台を提供した。

謝意を述べる斎藤区長(左)。後方は新たに提供されるヴェルファイア

同日、区役所前庭で行われた感謝状贈呈式で江戸川区・斉藤猛区長は「コロナウイルス感染拡大防止に向け、医療機関の連携やドライブスルーPCR検査センターの設置等を進めてきたが、移送手段がないと利用できない。自身で移動手段を持たないとドライブスルー検査も受けられない。改めて移送の重要性を認識している。このようなご支援に深くお礼を申し上げたい」と謝意を伝えた。

車内で飛沫が循環しないよう前後席が仕切られている

同社から江戸川区に提供された2台の車両は、5月1日から6月3日までに検査や移送等で、100回以上活用されたという。また、今回ジャパンタクシー1台と入れ替わりで、ヴェルファイア(飛沫循環抑制車両)が提供された。ヴェルファイアは後部座席用に独立したエアコンを装備しており、これからの暑くなる季節の移送にも対応できるようになった。

※メイン写真は斉藤区長(左)から感謝状を受け取った片山社長

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