FCAジャパン、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、全4ブランドにローン・プログラム「スキップローン」を導入

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FCAジャパンは、5月1 日(金)から当面の間、FCAジャパン取り扱い全ブランドであるジープ、フィアット、アバルトの全モデル及びアルファロメオの通常モデル(Giulia Quadrifoglio, Stelvio Quadrifoglio, 4C/4C Spiderを除く)に対して、「スキップローン」として、画期的な5ヶ月間支払い繰り延べ(スキップ)据置価格設定型の低金利ローン(適用金利1.9%、通常ローンの実質年率は現在3.19%)を導入することを発表した。

 

FCAジャパンは、今回提供する「スキップローン」について、現在の新型コロナウイルス感染症の影響が深刻な状況下の施策として、他社に先駆けて、FCAジャパンが株式会社ジャックスと共同開発して導入するもので、安全安心な個人モビリティとしてFCAジャパンのブランド車両の購入者に対して、負担を軽くすることを目的としていると説明している。

 

具体的には、据置価格設定型ローン(残価設定型ローン、残存価格を最終支払いとするため、月々の支払い額が低減される)をベースとし、さらに車両登録から5ヶ月間のローン支払いが繰り延べされることで、購入者の手元資金を車両購入以外に利用できる余裕を作り出し、現況下での車両購入の不安を低減する画期的プログラムで、「スキップローン」の5ヶ月間の金利負担は無料であり、購入者には余計なコストはかからないと説明している。例えば、5月登録の場合、車両は登録次第速やかに納車される一方、通常は6月より支払いが開始となるところ、5ヶ月間支払いがスキップされるので、11月が初回引き落としとなり、支払いなしで5ヶ月間車を使用することができる。

 

さらに、FCAジャパンの4ブランドの車両を既に購入されている既納客向けには、適用金利1.9%のところ、既納客向けには、ジープ、フィアット、アバルトの各ブランドで0.9%、アルファロメオでは0.5%の一段低い特別低金利を提供し、いずれの場合も、ローン支払年数は、購入者の都合に合わせて3年、4年、5年の間で自由に選択できる。

 

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