2020年2月の新車販売、登録車はライズが2ヵ月連続トップ

3月5日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は2月の車名別新車販売台数（速報）を発表し、登録車（乗用車）はトヨタ「ライズ」、軽自動車はホンダ「N-BOX」が1位となった。ライズは先月に続いて2ヵ月連続でのトップ。なお姉妹車であるダイハツ「ロッキー」も3411台（24位）と健闘している。

新型車では、ホンダ「フィット」（2月14日発売）が8221台で先月の34位から7位に浮上。またトヨタ「ヤリス」（2月10日発売）は3491台で22位。ともにフル販売となる3月の台数に注目されるところだ。

軽自動車では、1月20日に生産を再開したホンダ「N-WGN」が急上昇。多くの受注残を抱えているため、今後もしばらく安定した台数で推移するものと思われる。

一方、市場全体では前年同月比10.3％減の43万185台と低調に推移。5ヵ月連続で前年2桁減が続いている。内訳は登録車が26万8302台（前年同月比10.7％減）、軽自動車が16万1883台（同9.6％）。消費税増税の影響が長引いていることに加え、新型コロナウイルスの影響による景気の不透明感もあり、3月以降も厳しい状況となることが予想される。