今新車で購入できる国産5ナンバー車は?

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まだまだ狭い路地が多い日本の道路環境に〝ジャストサイズ〟といわれてきた5(または7)ナンバー車(小型乗用車)だが、近年は海外販売モデルとのボディ共有化等も増え、5ナンバー車が減りつつある。そこで、やはりマイカーは「5ナンバーサイズじゃなきゃダメ」という方に、現在新車として販売されている5ナンバー車を、ボディタイプ別にピックアップしてみた(除くタクシー、電気自動車)。

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《2BOX》
やはり、コンパクトなハッチバックは5ナンバー車が多くあり、選択肢も豊富だ。2BOX=5ドアハッチバックを基本として、スライドドアを持つハイトワゴンタイプや世界規模で人気沸騰中のSUVタイプ、クロスオーバータイプ、悪路も踏破可能なクロスカントリーモデルといろいろそろっている(=一部グレードが3ナンバーになります)。

トヨタ・ヤリス:ヴィッツから改称。クルマの基本構造を一新し、走る、曲がる、止まるといったクルマの基本性能も大きく向上させた。新開発のハイブリッドシステムも搭載し燃費にも優れる。

トヨタ・アクア小型乗用車では唯一のハイブリッド専用車。身近なハイブリッド車として一気に人気が沸騰した。燃費に優れるだけでなくスタイリングの良さや、スポーツ走行も得意とする〝GR〟も設定されている。

 

日産・ノート:2020年11月にフルモデルチェンジを発表。第2世代はプラットフォームから一新され、e-パワーも第2世代へと進化した(ガソリン車の設定はなし)。プロパイロットには、カーナビとのリンク機構が搭載された。

日産・マーチ:デビューは1982年。経済性や運転のしやすさを重視し、現行の第4世代まで進化を続けた。豊富な車体色を用意した先駆者的な存在で、内外装の組み合わせで個性を発揮できる。

ホンダ・フィット室内を広く使える独自のパッケージングを継承し、乗る人、使う人の感性に訴える〝心地よさ〟を追求した。2モーター式の新ハイブリッドシステムは、高速巡航時を除きほとんどモーター駆動になる。

フィット

三菱・ミラージュ:5ナンバー車ながら軽自動車のように小回りがきく。低燃費、低価格、扱いやすさといったコンパクトカーとして国内で復活。エンジンは1.2リッターガソリンのみ。予防安全技術e-アシストも採用。

マツダ・MAZDA2:デミオから改称。クラス唯一のディーゼルエンジンも搭載する。マツダ車共通のフロントマスクを持つだけでなく、各部の上質な仕上げや運転のしやすさを追求した運転席まわり等上級モデルに通じる点も多い。

スズキ・スイフト:スズキのグローバルコンパクトカーは、欧州各国の道で鍛え上げられた。現行モデルもしっかりとしたハンドリング、高い走行性能が身上。マイルドハイブリッド、ハイブリッド、ガソリンエンジンとパワーユニットも豊富だ。

ダイハツ・ブーン[トヨタ・パッソ]:室内空間の広さにクルマとしての基本性能の高さ、そして低燃費、おしゃれなデザインを手頃な価格で実現した〝ユーザー密着型〟コンパクト。テイストの異なるデザインを持ち、幅広いユーザーに応える。

《2BOX/スライドドアタイプのハイトワゴン》

トヨタ・ポルテ/スペイド:助手席側の大きな電動スライドドアで前席と後席にスムーズに乗り降り。ユニークなスタイルだけでなく、広い間口を利用した荷物の積み込みなど独自の利便性を持つ。パワーユニットは1.5リッター+CVT。

ダイハツ・トール[トヨタ・ルーミー、SUBARU・ジャスティ]:軽自動車づくりで培ったノウハウを注入。スライドドアによるスムーズな乗り降りやパッケージングの妙による室内の広さ、軽自動車並みの取り回しやすさを持つ。ミニバン並の使い勝手を持ち、パワーユニットは1.0リッターのターボとノンターボ。

スズキ・ソリオ:全長約3.8mのコンパクトなボディに広い室内と荷室を持つ。全車速で追従可能なアダプティブクルーズコントロールが採用され、高速のロングドライブも快適にこなす。パワーユニットは1.2リッターエンジンとマイルドハイブリッドがある。

 

ソリオ

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