今新車で購入できる国産5ナンバー車は?

自動車 コラム・特集

まだまだ狭い路地が多い日本の道路環境に〝ジャストサイズ〟といわれてきた5(または7)ナンバー車(小型乗用車)だが、近年は海外販売モデルとのボディ共有化等も増え、5ナンバー車が減りつつある。そこで、やはりマイカーは「5ナンバーサイズじゃなきゃダメ」という方に、現在新車として販売されている5ナンバー車を、ボディタイプ別にピックアップしてみた(除くタクシー、電気自動車)。

《2BOX》
やはり、コンパクトなハッチバックは5ナンバー車が多くあり、選択肢も豊富だ。2BOX=5ドアハッチバックを基本として、スライドドアを持つハイトワゴンタイプや世界規模で人気沸騰中のSUVタイプ、クロスオーバータイプ、悪路も踏破可能なクロスカントリーモデルといろいろそろっている(=一部グレードが3ナンバーになります)。

トヨタ・ヤリス:ヴィッツから改称。クルマの基本構造を一新し、走る、曲がる、止まるといったクルマの基本性能も大きく向上させた。新開発のハイブリッドシステムも搭載し燃費にも優れる。

トヨタ・アクア:小型乗用車では唯一のハイブリッド専用車。身近なハイブリッド車として一気に人気が沸騰した。燃費に優れるだけでなくスタイリングの良さや、スポーツ走行も得意とする〝GR〟も設定されている。

 

日産・ノート:エンジンは発電のみで、電気自動車のようにモーターが走行を担うe-パワーも設定し、クルーズコントロールなど先進技術も採用。プレミアム感を高めた〝メダリスト〟もある。

日産・マーチ:デビューは1982年。経済性や運転のしやすさを重視し、現行の第4世代まで進化を続けた。豊富な車体色を用意した先駆者的な存在で、内外装の組み合わせで個性を発揮できる。

日産・キューブ:四角四面(キューブ)の初代から次第にカドが取れて丸くなったが、自宅にいるような心地よさを追求する内外装デザインはブレない個性派モデル。パワーユニットは1.5リッターエンジン+CVT。

ホンダ・フィット室内を広く使える独自のパッケージングを継承し、乗る人、使う人の感性に訴える〝心地よさ〟を追求した。2モーター式の新ハイブリッドシステムは、高速巡航時を除きほとんどモーター駆動になる。

フィット

三菱・ミラージュ:5ナンバー車ながら軽自動車のように小回りがきく。低燃費、低価格、扱いやすさといったコンパクトカーとして国内で復活。エンジンは1.2リッターガソリンのみ。予防安全技術e-アシストも採用。

マツダ・MAZDA2:デミオから改称。クラス唯一のディーゼルエンジンも搭載する。マツダ車共通のフロントマスクを持つだけでなく、各部の上質な仕上げや運転のしやすさを追求した運転席まわり等上級モデルに通じる点も多い。

スズキ・スイフト:スズキのグローバルコンパクトカーは、欧州各国の道で鍛え上げられた。現行モデルもしっかりとしたハンドリング、高い走行性能が身上。マイルドハイブリッド、ハイブリッド、ガソリンエンジンとパワーユニットも豊富だ。

ダイハツ・ブーン[トヨタ・パッソ]:室内空間の広さにクルマとしての基本性能の高さ、そして低燃費、おしゃれなデザインを手頃な価格で実現した〝ユーザー密着型〟コンパクト。テイストの異なるデザインを持ち、幅広いユーザーに応える。

《2BOX/スライドドアタイプのハイトワゴン》

トヨタ・ポルテ/スペイド:助手席側の大きな電動スライドドアで前席と後席にスムーズに乗り降り。ユニークなスタイルだけでなく、広い間口を利用した荷物の積み込みなど独自の利便性を持つ。パワーユニットは1.5リッター+CVT。

ダイハツ・トール[トヨタ・ルーミー/タンク、SUBARU・ジャスティ]:軽自動車づくりで培ったノウハウを注入。スライドドアによるスムーズな乗り降りやパッケージングの妙による室内の広さ、軽自動車並みの取り回しやすさを持つ。ミニバン並の使い勝手を持ち、パワーユニットは1.0リッターのターボとノンターボ。

スズキ・ソリオ[三菱・デリカD:2]:全長約3.7mのコンパクトなボディに広い室内と、乗り降りに便利なスライドドアを持つ。パワーユニットは1.2リッターエンジンのハイブリッドとマイルドハイブリッドがある。

《2BOX/SUV、クロスオーバー、クロスカントリー》

スズキ・イグニス:コンパクトカーとSUVを融合させたコンパクトクロスオーバー。やや高めのアイポイントは運転しやすさにもつながる。全車マイルドハイブリッドで、SUVテイストを強めたデザインのグレード〝ハイブリッドMF〟も加わった。

スズキ・クロスビー:便利なワゴンにSUVのタフな走りを融合させた。1.0リッターターボ+マイルドハイブリッドに6速ATとの組み合わせ。4WD車は二つの走行モードを持つ他、グリップコントロールやヒルディセントコントロールも装備。

ダイハツ・ロッキー[トヨタ・ライズ]:新しい設計思想〝DNGA〟により誕生した登録車第1号。ゆとりある室内とラゲージスペースを持ち、1.0リッターターボの走りは市街地から郊外まで力強い。新開発の電子制御式4WDで走行安定性にも優れる。

スズキ・ジムニーシエラ:本格クロスカントリー、ジムニーの1.5リッター版。ラダーフレーム、副変速機付パートタイム4WD、リジットアクスル式サスペンション、電子制御ブレーキLSDトラクションコントロール等本格的的な機能を備える。

 

《ミニバン》

コンパクトミニバンはもとよりミドルサイズミニバンにも5ナンバー車がある。ミドルサイズミニバンの中には、エアロパーツ類を装着したスポーティグレードは全幅が1.7mを超え〝3ナンバー〟登録になるグレードもある()。

トヨタ・シエンタ:優れた実用性をユニークなエクステリアデザインで包み込んだ。パワーユニットは1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッド。車中泊への対応や積載性を重視した2列シート車も用意している。

ホンダ・フリード:1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドのユニットを持ち、全車ホンダセンシングを標準装備。3列目席の居住性も高い。SUVテイストのデザインを持つ〝クロスター〟も設定されている。5人乗りのフリード+もある。

トヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクァイアミニバンとしての基本性能の高さに加え、ヴォクシー:睨みを効かせた独自の美しさ、ノア:堂々とした佇まい、エスクァイア:ワンランク上の高級感、とそれぞれ〝顔〟に明確な個性が与えられた。

日産・セレナ[スズキ・ランディ]:ミニバンとしての性能に優れるだけでなく、EVのように走れるe-パワーの設定や、先進安全装備〝プロパイロット〟の採用等により販売台数では2年連続トップとなった。

ランディ

日産・NV200バネット:商用車だけでなくワゴン(5人乗り/7人乗り)も設定されている。1.6リッター(2WD/4WD)のユニットに、ラゲージスペースはスクエアでフラット。積載重視のユーザーにはうってつけの1台。

ホンダ・ステップワゴン:1.5リッターターボと2.0リッターハイブリッド(e:HEV)がある。e:HEVは多くのシーンでモーター走行(エンジンは発電役)になる。横にも縦にも開くバックドア〝わくわくゲート〟が新たな利便性を提供する。

《ステーションワゴン&セダン》

かつてのマイカーといえば、5ナンバーセダンが中心で、ミニバン隆盛時まではレジャービークルというとステーションワゴンだった。ミニバンやハイトワゴン等ボディタイプが増え、ユーザーの選択肢が広がると次第にモデル数も減少し今や希少な存在となってしまった。。

トヨタ・カローラフィールダー:カローラ〝ツーリング〟になっても、フィールダーは一部グレードを販売継続。1.5リッターガソリンと1.5リッターのハイブリッドがある。ラゲージスペースは幅1510㎜×奥行き970㎜(最大2025㎜)で、5人乗り状態でゴルフバッグ4個が搭載できる。

ホンダ・シャトル:先代フィットの利便性に延長したボディを持つステーションワゴン。1.5リッターのガソリンと1.5リッターハイブリッドがある。全車ホンダセンシングを搭載。ラゲージスペースは幅1510㎜×奥行き1000㎜(最大1840㎜)。

シャトル

トヨタ・プレミオ/アリオン:実用性にフォーマルなスタイリングをプラス。後席のリクライニングやトランクスルー機能によりステーションワゴン並の機能性も持つ。エンジンは1.5リッター、1.8リッター、2.0リッターのガソリン。

トヨタ・カローラアクシオ:フルモデルチェンジ後も1.5ガソリンと1.5ハイブリッドの販売を継続。トランク容量は461リッターでゴルフバッグ4個が搭載できる。マニュアルトランスミッションの設定もある。

ホンダ・グレイス:コンパクトサイズながら上級セダンに迫る後席足元空間を確保。1.5リッターハイブリッドがメインだが1.5ガソリン車も設定。一部グレードを除き先進安全機能、ホンダセンシングを標準装備する。

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