MINI史上最速の「MINI John Cooper Works GP」が日本初披露

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BMWは2月13日、都内で「MINI John Cooper Works GP」を披露した。

3代目となるこの新型「MINI John Cooper Works GP」は、昨年11月に発表されたもの。MINIジョン・クーパー・ワークスモデルをベースに、モータースポーツで培われた技術を導入することで、MINI史上最速のハイパフォーマンスモデルに仕上げられている。

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搭載するエンジンは、ジョン・クーパー・ワークスのエンジンをベースに改良した2L・直4ツインパワーターボを搭載。最高出力はベースエンジンより75psアップの306psを発揮し、0-100km/hは5.2秒を実現。ニュルブルクリンク北コースで8分以下のタイムを記録している。

全世界限定3000台の限定生産で、日本へは限定240台が導入され、2020年夏頃より順次納車が開始される予定となっている。価格は576万円。

発表会で登壇したアイリーン・ニッケインMINIマーケティング・マネージャーは「ジョン・クーパー・ワークスが提供するのはエクストリーム・ドライビングファン、極上のスリル。精緻でパワフルで最高レベルのパフォーマンスカーです」とジョン・クーパー・ワークスについて説明。そして「そのジョン・クーパー・ワークスの頂点に位置づけられるのがレーシングカーであるジョン・クーパー・ワークスGP。ニュルで8分を切るタイムをマークし、真のスポーツカーであることを証明しています。パワフルすぎるシティカーではなく、真のスポーツカーなのです」と新型モデルを紹介した。

「JCWの頂点に立つのがこのGP」と説明したアイリーン・ニッケインMINIマーケティング・マネージャー

また会場では「MINI John Cooper Works GP」の走行性能とMINIクラブマンの機能性を兼ね備えた「MINI John Cooper Works Clubman GP Inspired Edition(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・クラブマンGP・インスパイアード・エディション)の予約注文を3月2日から受け付けることも発表された。

これはMINI JCWクラブマンをベースに、「究極のスポーティー・ドライビング」と、高い実用性の両立」をコンセプトに開発された限定車。最高出力306psを発揮する直4・MINIツインパワー・ターボエンジンを搭載し、0-100km/h4.9秒の速さを誇るサーキット仕様のモデルでありながら、5名乗車可能な余裕ある室内空間や、最大1250Lのラゲッジスペース、4輪駆動システムを備え、ファミリー層にも適したモデルとなっている。価格は615万円、全世界限定299台の生産で、日本へはそのうち120台が導入される。納車は7月頃より順次開始される予定となっている。

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