【JCCS2020】VANTECH 新型コルドバンクス登場 キャブコンのエントリーモデルとしても最適な1台

キャンピングカー イベント

220インチの超ワイドスクリーンを備えるメインゲートを筆頭に、イベント随一の規模で展開されるバンテックブース。広々した空間に同社のフルラインアップが展示されるなか、最も注目を集めたのはジャパンキャンピングカーショー2020で初公開された新型「コルドバンクス」だ。

220インチ超のワイドスクリーンが目を引くバンテックブース

センターエントランスやリヤの常設ベッドは踏襲しながら、新型車は「遊びに本気の大人達へ」をコンセプトに、様々な用途に使える荷室を備えることで、キャンピングカーを遊びのツールとして使う方法を提案している。

大きく変わったのはリヤのトランクスペース。2段ベッドのベッドマットは脱着式となり、荷室高を約100mm高くすることで使い勝手を大きく向上。さらに、荷室の床面はFRPパンを設置して防水仕様とし、化粧板も傷の付きにくいポリウレタン製とすることで、よりタフなシーンにも対応。自転車を積んだり、ベッドマットを外して更衣室のような使い方もでき、まさに遊びのツールとして最適な工夫がそこかしこに施されていることも大きなポイントだ。

インテリアは、ジルの暖色系照明と打って変わり、平面発行のLEDが明るく照らす空間となっており、内装色はダークブラウンとライトブラウンの2タイプから選択可能なこともコルドバンクスの特徴。新型車からルームエアコンも標準装備となったほか、随所にスポットライトやUSB&ACコンセント、ポータブル冷蔵庫の専用置き場も設けられるなど、細部にわたって利便性を追求した。

加えて、リヤベッドの下を扉にすることでペットのウォークスルーも可能。加えて、ベットマットを外し、パイプハンガーにコートなどの長物を収納できるウォークインクローゼットのような使えるほか、ハンガーやフックを吊るすことにも適した長押(なげし)もインテリアにアクセントを与えている。

冷蔵庫や電子レンジ、ソーラーパネルなどはオプションとすることで、586万円(税別)からという価格設定を実現したことも大きなポイント。遊びのツールとしてだけでなく、幅広い使い方に対応する1台となりそうだ。

●新型コルドバンクスを動画で紹介

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