ブリヂストン、超偏平シングルタイヤ「グレイテック M829」を3月より国内販売開始

ブリヂストンは、超偏平シングルタイヤ「GREATEC M829 （グレイテック エムハチニーキュウ）」を3月より発売する。発売サイズは2サイズで、価格はオープン価格。

「GREATEC」は北米を中心に販売している大型トラック用タイヤブランド。大型トラックの後輪タイヤは通常2本セットで装着されるが、「GREATEC」は単輪（1本）で走行できるようにタイヤ幅を広くするとともに、車重を支えられるようタイヤ構造を強化したタイヤ（超偏平シングルタイヤ）で、通常2本で使用する場合と比べてタイヤとホイールのトータル重量が抑えられるため、車両軽量化につながり積載重量を増すことが可能となるだけでなく、廃タイヤ量が削減できる。

今回発売する「GREATEC M829」は、ベルト構造を「ウェーブド・ベルト構造」に、ビード構造を「ワインド・ビード構造」にするなど、耐荷重性能を確保するとともにタイヤの軽量化を実現している。ブリヂストンは、今後も「GREATEC」の日本国内での更なるラインアップの充実を図り、運送事業者の安全運行と輸送効率アップに貢献していくと述べている。