【JCCS2020】ケイワークス、最上級バンコン「オーロラエクスクルーシブ」デビュー

キャンピングカー イベント

ハイエースを中心としたバンコン(バンコンバージョン)や、日本の環境に即したトレーラーを自社で開発する「ケイワークス」。温もりのある家具と、洗練されたデザインを融合させたモデルが人気を集めている。今回の「ジャパンキャンピングカーショー2020」では、同社が開発した新リチウムイオンサブバッテリーシステムを搭載する新型車を初公開する他、人気セレクトショップ「BEAMS」とのコラボモデルを出展。イベント随一の注目を集めそうだ。

AURORA EXCLUSIVE

今回のイベントで初公開された「AURORA EXCLUSIVE(オーロラエクスクルーシブ)」は、同社の最上級バンコンとして、独自開発した300Ahの大容量リチウムイオンサブバッテリーシステム「メビウス」を搭載。270Wのソーラーパネルを組合せることで、電力消費の大きい家電の長時間稼働を実現し、エアコン、49ℓ大型冷蔵庫、電子レンジの標準装備を可能とした。

加えて、アウトドアシーンのみならず、災害時の電力源としても活用できる。しかも、これらの充実した装備を標準ボディのいわゆるナロータイプでも選択できることは見逃せないポイントとなっている。

また、他のオーロラシリーズではオプション設定のポップアップルーフも標準装備。ポップアップルーフは、独自ノウハウにより、雨や雪といった環境下でも使用できる他、降雪時等、気温0℃以下でも、FFヒーターや防寒インナーを装着すればテント内はポカポカだ。

居住性向上にも貢献するポップアップルーフ(写真はオーロラスタークルーズのもの)
リチウムイオンバッテリー搭載で家電類も長時間の稼働が可能に
エアコンも標準装備で夏の車中泊も快適
オーロラエクスクルーシブのイメージイラスト

テントは3方向全開、メッシュ、全閉の3ウェイ構造となっており、太陽の角度や風向きに応じたフレキシブルな使い勝手も可能。夏はエアコンによって快適な室内環境を実現するだけでなく、ルーフから心地良い外気を室内に取り込むといった贅沢な使い方もエクスクルーシブならではといえる。

インテリアは、最上級モデルにふさわしいラグジュアリーでシックなデザインとすることで、飽きのこない空間とした。さらに、純国産のハンドメイド家具の天板には天然木を使用する等、細部にわたって質感の高さを追求している。

TRAIL WORKS × HAPPY OUTSIDE BEAMS

輸入トレーラーは全長6~8m、全高3mに迫るモデルが一般的だが、ケイワークスが開発した「トレイルワークス」は全長5.3m×全幅2.1m×全高2.5mと、トレーラーとしてはコンパクトなサイズ感を実現。車重を750㎏以下とすることで、けん引免許を不要(仕様によっては必要)とした。

ゆとりあるスペースと自由度の高いレイアウトを活かし、常設ベッドやキッチン等を設え、快適な車中泊を楽しめるトラベルトレーラー、オートバイや自転車のメンテナンスといった趣味に特化したガレージトレーラー等、使い方はオーナーによって様々だ。

今回のイベントには、大手セレクトショップとして知られる「BEAMS」とコラボレーションした「TRAIL WORKS× HAPPY OUTSIDE BEAMS」が出展される。

内外装は、BEAMSの外遊びカルチャーを提案するプロジェクト「HAPPY OUTSIDE BEAMS」のデザインチームが監修。アルミフレームに木の温もりをプラスし、自然との調和が図られた外装、隅々にまで「本物」にこだわり抜いた内装等、トレイルワークスの魅力にBEAMSの知見が惜しみなく投入されたトレーラーを、ぜひ会場のケイワークスブースで体感してほしい。

内外装はBEAMSのデザインチームが監修
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